こんにちは、「にわか脱サラ大家」です。今回は、前回コラムの「実家、庭野ではなく「にわか」が売りました!!(きっかけ編)」に引き続き、「実家売却体験」をお伝えします。今回は「メシマズ」からの最後に「メシウマ」です。

実家の物件情報(一部再掲)

売却時期:2016年12月(博多駅前大陥没の1ヵ月後) 当時築38年木造2階建て 土地:100坪、地下鉄七隈線某駅徒歩8分、路線価:2500万円、売却予想価格:3000(姉ヒアリングベース)~3500万円(路線価×1.4)

姉予想:3000万円→不動産会社ヒアリングベース(タカボンのパパさん予想)

兄予想:2500万円→慎重派なので上記より低めで(婿養子さん、恐妻家さん予想に近い)

にわか予想:3500万円→うのみにして、路線価×1.4(shinさん予想に近い)

予想にお付き合いしていただいた全ての方、 ありがとうこざいました。

 

売却までのいきさつ

ここに書いてあるやりとりは、「福岡には一回も行かず」、全て、遠隔操作で行いました。9月から販売活動を始めたのに、遺産分割隊長の兄から12月までに売れたら、固定資産税精算しなくてもいいから、いいね。出来れば家壊さず、そのまま住んでもらいたいね。」とのんきかつ困難なミッションを受けていました。(自分が自宅マンションを売却した時は、5ヶ月くらいかかったので・・・)自分は加えて、兄弟を代表してやるんだから「出来るだけ高く売らなきゃ」という責任感を持って、取り組みました。

9月2週 名義変更:先ずは、父の名義から自分の名義に変更しないと、売却できません。名義変更にあたっては「遺産分割協議書」「父の生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本」等々、多くの書類を準備しなくてはいけません。(←めっちゃめんどくさい作業ですが、ほとんど、兄が揃えてくれました。にーちゃんさんきゅー。)これらの書類を千葉法務局に持ち込み、登録免許税を算出してもらい、収入印紙を買って、福岡の法務局に送付しました。9月の3週には名義変更の通知がきました。少しの間ではありますが「実家が末っ子の自分の名義になったこと」に不思議な気分を覚えました。

9月2週 不動産会社選定:一括サイトで応募しました。直ぐに、3社からメールで連絡が有り、査定額が3000万円、3500万円、5100万円でした。怪しいなと思いつつ、飛び抜けて査定が高い会社(以下A社)と見込み客を持っていた空家管理会社(以下B社)と「一般媒介契約」を結びました。

早速、A社の担当と電話で話をしました。担当者はゲゲゲの鬼太郎のねずみ男のような「お調子もの」っぽかったので「以下ねずみ」とします。

にわか「随分、高い金額で見込んでるようですが、大丈夫ですか。」

ねずみ「このあたりは最近人気で、建物を残しては厳しいかもしれませんが、土地としてはこの値段でも、直ぐに問い合わせがあると思いますよ。でも、4980万円でまずは様子を見ましょう。」

にわか「(すぐ、査定よりさげるんか~い。でも、想定より高いからいいや。)それでお願いします。」→B社にも伝えて価格を合わせるようにお願いしました。

大手サイトに実家がすぐにアップされましたが、嬉しいような、寂しいような、複雑な気分でした。

9月4週:B社から、「以前「そのまま買って住みたい」と言っていたお客さまに見せたところ、「値段と大きすぎる」と理由でお断りされた。」という連絡がありました。←これで、家をそのまま残すということは、かなり困難となりました。

10月1週:A社から「共働きの方で、4500万円で買いたいという方が現れました。建設会社とも建築プランについて話しているようです。」という連絡がありました。話が具体的でしたので期待していましたが、1週間後に「大きすぎる」という理由で駄目になりました。

10月3週:A社から連絡がありました。

ねずみ「以前買いたいと言ったお客さまと話をしていた建設会社が『4500万円、解体費(70万円)にわか持ち』で買いたいと言っています。土地を半分に分筆して2棟建てて、その内1棟をこのお客さまが買うそうです。」→半分は確実に売れる見込みがあるから、高く買うんだなと思いました。

にわか「それで概ねOKなんですが、買主さんからの要望をそのまま飲むのもしゃくなので、『解体費買主さん持ち』で交渉してもらえませんか。」

ねずみ「わかりました。交渉してみます。」

結局『4500万円、解体費(70万円)買主持ち』となりました。ねずみ、売却価格も含めて優秀な営業マンでした。(wkwkさんニアピンおめでとう!!何もでませんが・・・)

→路線価の1.8倍

 恐るべし、我がふるさと福岡

11月8日 売買契約:千葉の自宅近くのタリーズにA社の社長が来てくれました。高そうな服と時計(ウブロだったような気がします。)でしたので、「もーかってんなぁ~!!」と思いました。そしてこの日があの「博多駅前大陥没」の日でした。そんなことは絶対ないんでしょうが、実家(=ふるさと)を売った自分に対して「ふるさとが怒っている。」と思ってしまいました。(その後ねずみに「値段を下げてくれとか言わない。」と確認しましたが、全く影響ありませんでした。)

12月4週 決済:(なんでこんなに売買契約から時間が掛かったのか、理由は忘れました。)諸費用をA社振り込んで、4500万円の振込を確認しただけです。兄のミッションの一つは、なんとか達成しました。

売却後のお話し(にわか血を吐く)

 姉・兄に連絡をしました。両者とも予想よりはるかに高い金額に驚いて「さすが営業やね。」と褒められました。(てへっ)その時兄からの「おじいさんとお父さんに感謝しなくてはいけませんね。」とのメールが、1円でも高くゾーンに入っていた自分に、「人間としてのあるべき感情」を呼び戻しました。その後、何百万円単位の分配金を姉・兄に振込みました。(インターネットバンクは楽ですね。)

 2017年3月にe-TAXで不動産売買に関する確定申告を行いました。譲渡所得税は「約800万円」で直ぐに収めました。(実は3日遅れて、約4千円の延滞金を払ったのは内緒です・・・)

 野田・船橋の物件を買って、流石に自分で確定申告をするのがめんどくさいと思ったので、2017年5月に税理士事務所にお願いに伺いました。上記のことを含めて、それまでは自分でe-TAXで確定申告をしていることも話をしました。その際に税理士さんから聞かれました。

税「空家の3000万円控除は使いましたよね~

にわか「(ゴフッ(注:一瞬にして600万円税金を払いすぎたことを察して、心の中で血を吐いた音))いや、使ってないです・・・。今から修正申告できますか。」

税「通常の所得税はできますが、譲渡所得税はかなり難易度が高いですよ。」←絶望

あっ、ねーちゃんとにーちゃんに、   今でも言ってね〜や・・・

本件から得られた教訓

「注意1秒、怪我600万円」「税金の控除」、「補助金」のたぐいは分かりにくく、自分で相当調べたり、専門家に聞いたりしないと認識できません。これ以降は、この手の情報は入念に調べる癖がつきました。

めっちゃ長くなってしまいましたのに、最後までお付き合いいただき、ありがとうこざいました。