皆様、お元気ですか?

二代目大家かずみです。

私のコラムをお読みいただき、ありがとうございます。

前回のコラムに少し書きましたが、

今、ミラノにいます。

いくつか見たいものはありましたが、

その中のひとつが、この

垂直の森

二、三年前に、

世界一のアパート

に選ばれたそうで、以後、売りに出される部屋を

全く見なくなり、価格は高騰。

元々高額だったので、言い換えれば、

億ションの森

でもあります。

このマンションの最大の特徴は、

一目でわかる、

樹木。

枯れたら、問題なので、着工前に、

二年かけて、どういう種類の樹木が

適するか、現地で育て、種類を決定したそうです。

樹木が、二酸化炭素の減少にとても役立ち、

強風の防止や、建物のアイデンティティに

貢献するのは、わかるのですが、

どうしてここまで?と、思いませんか?

そして、思いだしたのは、

ピサの斜塔に登った時、

日本人だったら、途中で壊して建て直すだろうな、

という事。

でも、それをせず、あえて、緻密な計算を行い、

建設することで、

世界に一つ

だけの価値を持たせる。

この垂直の森と、ピサの斜塔に、

同じものを感じました。

こういう発想と、それに伴う努力は、

賞賛に値すると思いました。

次にもし私が何か建設するのなら、

やはり、オンリーワン を目指したいです。

それに反して、この広告看板。

これは、ミラノの街の歴史の説明。

これは、普通の広告だけど、スポットライト付き。

訪問した不動産会社が入居するビルの外装工事に伴い、

設置されたそうですが、

その外装工事は、一年かかるそうです。

一年ですよ、一年。

あまりの長さに驚くと、

だって、こうして話していても、

窓の外は、さっき、一人通っただけでしょ?

と。

おまけに書くと、たまに、

コーヒー一杯くれないか?

って、頼む工事の人さえ、いるそうで・・・

日本の工事現場ではありえないこと。

それも、イタリア?

話を元に戻します。

そこから、断固として、外装工事は一年以上かけ、

スポットライトをつけてまでして、広告費を稼ごう、

そういう強い意志、感じました。

こういう発想の転換、

とても、面白いです。

真面目なのか、ふざけているのか、

判断しかねるけれど、

次に説明する、緻密さをみると、

きっと、方向性が違うのでしょうね。

最後の晩餐で有名な、

サンタマリアグラツィエ教会の裏側です。

ここは、第二次世界大戦で破壊されたため、

このように修復されています。

監視カメラと、鉄筋の壁と、石壁の調和。

Bravo !!

日本だと、全て壊して建て直すこと

多いですよね?

こういうのを見ると、

いつものことながら、むやみに壊して建て直す

日本の現状は、本当につまらない

と、思います。

風情ある街並みや建物は、

このくらいていねいに修復して、

保存して欲しいなと思いました。

今日も、私のコラムをお読みいただき、

ありがとうございました。