心の底では

サラリーマン卒業を目前に控え、最近自らの投資の遍歴を時々振り返ります。

投資といえるかどうか分かりませんが、銀行預金以外に初めて手を出したのが当時(1980年代)人気の中期国債ファンドでした。

その後、社債、日本株、金貯蓄、金地金、中国株、FX、投資信託へと手を広げていきました。

とはいえ、妻子を養う身ですから、投資額はたかが知れたものです。

結婚当初は200~300万円程度の貯金をぐるぐる回していた程度です。

そこから得られるキャピタルゲイン、インカムゲインはスズメの涙でしたが、それでも数万円でも儲けが出ると、大喜びをしたものです。

しかし、正直なところ、株式や諸々の金融商品に期待感は持てませんでした。

大して生活費の足しになるわけでなく、本気で取り組むほどのものではない。

心の底はどこか冷めていました。

新鮮なインカム

投資への考えを大きく変えるきっかけになったのが不動産投資でした。

2010年に区分ワンルーム1戸を取得したのが最初の一歩です。

初期投資は当時の私にとって馬鹿にできない金額でしたが、毎月確実に入るインカムは新鮮でした。

バブル景気の崩壊を通して、不動産投資はたいへんリスクが高いという印象を持っていましたが、賃貸経営をする中でそれが思い込みであることが分かってきました。

当初の2年間はこの1戸だけを経営をしながら、不動産業界の勉強や賃貸経営リスクの洗い出しを行い、3年目から拡大に舵を切りました。

サラリーマンという属性のおかげで、比較的有利な条件で銀行融資を受けることができたのも背中を押してくれました。

しかし、不動産相場が高値圏に入ってからは、物件の物色はするものの、残念ながら買い付けは低調です。

サラリーマン人生が終わりに近づき、年齢的なハードルも年々上がるなか、これから投資とどのように向き合うのか、思案のしどころだと思っています。