みなさまこんにちは!

ストレージ大家のひらです。

私が所有する土地の近隣で、
ある”事件”が起きました。

やるせない事件でした。

売る気はない

私が押さえた土地の話です。

購入時に近隣の挨拶には行きました。
そこでそれとなく売却の意向はないか聞いてみました。
しかしその答えはもちろん

売る気はない

でした。
もちろんそう言われるのは十中八九覚悟の質問です。
しかもこの家はこの素晴らしい都内のエリアにあって代々から受け継いできたような家でした。
なかなか出ない物件です。

購入しました

それが一気に風向きが変わったのは、

その隣の土地を購入した

という業者が”現れて”からです。
真偽を確かめるために隣の方に直接連絡を取ろうとしましたが、

「そのことは○○に任せているので全て○○(そのご一家との関係者)に聞いて欲しい」

と言われました。
その人物の具体的な立場は問題が大きいので伏せさせていただきます。

その人物に連絡を取るとその”真偽”には答えようとせず、
直接隣の家の方に連絡を取ることを禁じられてしまい、
しばらくこの件は真相がわかりませんでした。

驚くべき結末

この結末は驚くべきものでした。

どちらかが嘘(真実を語っていない)をついている
“業者が買ったふりをして話をしてくるのはよくあること”とも聞いていて、
業者が嘘を付いている可能性も捨てきれず、
何より嘘をつくようなには思えない隣地の人でしたので。

その真相は”本当に売却していた”というものでした。
ここまでは確かコラムにしていたと思います。

隣地の確定、引っ越し

そのご家族の方々は隣地の境界確定をしたのち、
お祖父様お祖母様世代から息子の代まで全員知らない土地へ、
便利な都心から少し離れた都内ではない土地へと引っ越しされていきました。

近隣の誰もがそのご一家が引っ越ししたことに驚かれたようです。

『まさか、あの、○○さんお宅が!?!?』

とみんなに言われたと言っていました。
そうなった経緯はなんとなく想像がついていますが、
公の場で言えることではないので控えたいと思います。

土地は売却しない

隣地境界と隣地の正式な所有権移転後、
購入した業者が再び私に連絡を取ってくることは実はありませんでした。

元々のアプローチは私が取得した土地を購入して合筆したいというものでしたが、
“まるで”話にならない価格でしたので突っぱねてありました。

新たな所有者からの連絡 

しかし、その購入した業者から連絡が来ることはもう無かったものの、
“別の業者”からの連絡は程なくしてありました。

その別の業者とは、最初にその隣地を取得したと言ってきた業者から”さらにまた購入した”と言う業者でした。
転売です。

土地は売却しない

目的はやはり同じでした。
土地を売る気はないか?というものでした。

こういう業者は決まって”会いたい”と言ってきますし、”会わないと細かい話はできない”とも言ってくるものです。
実際に会えば説得(騙せる?)という期待でしょう。
しかし、単価が合わないのに会ったところで”お互い時間の無駄”とお話したところ、結局この業者とは会うこともなく終わりました。

私に言わせればこちらの土地を購入すれば飛躍的に物件”価値”は高まったのですから、
どうせその後にやることを考えたら高くても購入したら良かったのにと思いましたが。何をそんなに拘っていたのだか。

結末

元々引っ越すつもりも先祖代々の土地を売る気もなかった古い名家が結局物件を売らされてしまいます。
しかもとても高く売れたとかではありません。
それはその後すぐに転売されたことからわかります。

私と最初に会った時に”売る気はない”と仰っしゃっていたしお金に困っているふうにもみえませんでした。
また本当に売る気はあの時無かったのだとも最後にお目にかかった時にも言われました。

つまり、今回の件の結末は”こう”です

“売る気は無かったのに売らされた”、
それも”高く売れた素晴らしい土地を安く売らされた”

その転売先の業者と交渉の席につくこともなく終わって程なく、
その名家は解体され更地となり工事計画が公開されました。
(事前に計画内容を私は知っていました)

私は思いました。
このご一家はここを離れるべきではなかった。
どうしてもという場合ももっと素晴らしいやり方があったはずだ。
私がもしこのご一家だったりアドバイスできる”関係者”であったならこうはしなかっただろう。
もっと素晴らしい提案ができただろう。

こうやって人の良い名家が土地を奪われていくのかなと、解体されたその場所を通るたびに思います。

涙、涙の”土地”です。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!