皆様、お元気ですか?

お久しぶりでございます。二代目大家かずみです。

私のコラムをお読みいただき、ありがとうございます。

 

今回のミラノ旅行でも、2社の不動産会社の方と

お話させていただきました。

 

お一方は、お父様が経営されていた会社を継いだ女性の方。

物件を視察のため、タクシーに乗車している際、

お嬢さんから、電話がかかり、

Ciao amore!

と、電話で応えたのが忘れられません。

はい、愛しい人

そんな感じで訳せばいいでしょうか?

こんな風にいつも声をかけらえたら、いい子に育つだろうなぁ

と、思いつつ、我が身を反省・・・

 

そういう方が、不動産の話をされる際、

場所選びに関して、地図を広げて、

スーパーマーケットの話を持ち出されました。

 

 

 

ミラノは、ドゥーモを中心に街が形成されています。

古代イタリアは都市国家だったため、

中心部へ入る前には、

が置かれ、外部からの侵入を防ぐ役割がありました。

地図の内側から、ふたつめの円上には、

ポルタ・ヴェネチア

ポルタ・ロマーノ

など、四方に門の名前の付いた地名が残っています。

 

そして、彼女の説明によれば、

地図上の一番内側の円内は、

都内で言えば、中央5区

「家賃は、高く、小さなスーパーしかなく、住みにくい地域」

その次の円内は、

「古くからの街並みが並び、歴史的な建造物も多く、

美しい建物が残る地域」

その次の円内は、

「ひとつ内側程、お家賃が高くなく、住みやすい場所」

その外側は、

「新たに建築された建物も多く、地域に格差があり、

どんな住居区域が、しっかり調べることが必要」

と、おおざっぱですが、そんな説明をされました。

この区域に、サッカー日本代表の長友選手が

所属していたチーム・インテルの本拠地

ジュゼッペ・メアッツアがあります。

スタジアムのある場所なんで、郊外って感じが

しますでしょ?

 

スーパーマーケットは大切

 

そんな、わかりきった事実を説明されると、

素直に心に染み入ってきました。

 

後日、歴史的な建造物が多く残る

ポルタ・ヴェネチア近辺を散歩したのですが、

氷の上に置かれた生魚を扱うスーパーマーケットや、

(これは、共働きの多いイタリアでは、しっかり料理をする

主夫か主婦がいることを表します。

ですから、置いているスーパーマーケットは少ないです。)

自然食品専門のスーパーマーケットがあり、

中心部にある滞在したホテルのそばの、

チェーン展開のスーパーマーケットとは、

趣きが異なりました。

さすが、高級住宅地!

 

日本でも、ミラノでも、人の生活には、

かかせないスーパーマーケット。

やはり、不動産視察の際の基本で、

絶対世界中どこでも、主婦目線で確認するのは、

とても重要なことだと実感しました。

 

今日も、私のコラムをお読みいただき、

ありがとうございました。