不動産は危ない

こんにちは。築古大家トムです。

私が不動産投資を始めたのは50歳になる直前でした。

それまでも投資には興味があり、初めて投資系の金融商品を購入したのは20代後半。30代からは株式投資も手掛けました。

しかし、不動産はまったく眼中にありませんでした。

そもそも投資金額が大きいということがあります。

身近で不動産投資をする人がまったくいなくて、お金のない20代、30代のときには自分とは別世界の話だと思っていました。

さらに、バブル崩壊を目の当たりにして、不動産は危ないという意識があったことも否めません。

自殺、夜逃げ、失踪。不動産投資に失敗して人生がおかしくなった話をこの頃よく耳にしたからです。

そんな私が不動産投資に興味を持つようになったきっかけは不動産価格の低迷でした。

軽い気持ちの第一歩

2010年頃の東京都心の中古区分ワンルーム相場は現在の半額から3分の2程度。

今考えると港区の山の手線駅近くでも表面利回り10%を超える中古物件が数多くありました。

「こんな値段で買えるなら、セカンドハウスとして使ってもいいし、賃貸に出しても10年余りで資金回収できそう」。

こんな軽い気持ちで不動産投資の第一歩を踏み出したのです。

その後、不動産投資家の裾野が広がり、不動産価格も上昇。

毎年、物件を買い進めていた私ですが、定年を目前に控え、ここ数年は周囲の投資家の活発な動きを指をくわえて見ているだけになっています。

30代で始めていれば

私がもう少し若ければどうしていただろうと時々思います。

30歳のとき株式投資ではなく不動産投資を始めていたら、人生は大きく変わったかもしれません。

手持ちの資金は少なくても、この先約30年の現役サラリーマンの期間があり、潜在的な資金力があります。

不動産投資で得た収益を再投資することで、更なるリターンも期待できます。

私の不動産投資のリターンは老後のささやかな支えにしかなりませんが、若い時からの不動産投資であれば人生そのものを支える大きな柱になりえます。

投資の世界にタラレバはありませんが、「あの時、不動産投資を始めていれば」と考えてしまうのです。