不動産を購入したいと思っても物件が出回っていない場合、あなたならどうしますか?そのとき十分な資金があればどうでしょう。

 

 実は、前回のコラム(訳アリ高回り物件について)に登場した知り合いのBさんと一緒に、仲介業者Hさんと話したことがありました。基本、地元の不動産市況を確認しただけなのですが、Bさんの購入のキッカケにつながったのかなと思っています。

おしゃべりの始まり

 Hさんとの話は融資絡みの一般論から始まりました。

 「そう言えば融資が厳しくなっていますね。どうですか。」と訊くと、

 Hさん;「ああ、本当に。最近は、すっかり厳しくなって。」。

 

 「やっぱり。一棟モノはダメでしょ。」と訊くと、

 Hさん;「確かに。なかなか厳しいです。」

 融資についてはそんなものかなと。

 

 では売買で動いているモノってどんなものがあるのか。やはり気になります。

 「じゃあ、最近は売買って少ないですか?」

 

 Hさん;「いえ、そんなことないですよ。今月も5件程取引がありました。」

 

 「へえ~。一棟モノ以外ですよね?」

 

 Hさん;「ええ、区分とか、築古戸建て、テラスハウスですね。」

 

 「区分?区分マンション?あれほどニュースで騒いでいるのに、まだ出ていますか?」

 

 Hさん;「ハハ。購入する個人の投資家さんかな?いますね。」

 

 「じゃあ、築古戸建ては?やっぱり人気ですか?」

 

 Hさん;「う~ん。この地域であまり築古戸建ては出ないので、どちらと言えばテラスハウス。かなり安いので結構売れています。」

 

 「投資目的?」

 

 Hさん;「いえ、実需も。投資家さんはテラスハウスを嫌がりますよね。それでも買われましたけど。」

 

 キビシイと分かってながら購入する個人の投資家って、やっぱりいるなあと思ったとき、Bさん;「ほお~。どこの物件?」

 

 Hさん;「この辺りじゃなくて、もう少し南側。○○○市の方ですね。よかったら紹介しますよ。」

 

 Bさん;「へえ~。そう。この辺りはやっぱり一棟ものって余程出回ってないんだね。まあ、良いモノがあれば教えて!」

 このときはBさんが訳アリ高利回り物件に興味を持つとは正直思わなかったんですよね。

キッカケ?

 でも考えてみれば、狙った地域で一棟ものが出回ってないことが、Bさんがあの物件を購入しようと思ったキッカケになったのかもしれないなあ(◞‸◟)。値段も確かに一見安い!

 

 なぜ、高利回りの物件が一年以上も公開されたまま購入されていないのか。やっぱりそれなりの理由がある訳です。高利回りなら見ている人はかなりのはず。

 

 なぜ手を出さないのかその理由を自分自身が本当に解消できるか否か、そこは厳しく吟味する必要があるかなと(「あの人がこれぐらいなら大丈夫と言っていたから、書いていたから!」は自身の技量と関係あるの・・・。)。

 

 それなりの現金を持っている人にはそれなりの理由があると思います(相続や遺贈の場合にしても、被相続人が費やした何かがある訳です。)。大抵の人は、別に魔法の壺を持っている訳じゃあないです。

 

 その大切な現金を投資効率が低いものに使えば、それまでに要したものが無駄になってしまいます(特に時間が。)。それなら「休むも相場」で勉強期間とする方がいいですよ!

 

 次回もよろしくお願いします。