こんにちは。

今回は、私の知人についてのお話です。

(当然、本人に事前承諾済みです)

 

彼は、この不動産投資ブームに乗っかり、1法人1物件スキームやスルガスキームを駆使して、一気に不動産投資を拡大しました。

不動産投資総額は、4億円ほどです。

 

最初は、1棟8戸の軽量鉄骨アパートを購入したことが始まりです。

2軒目を買うところで、あまり借入を増やすことは良くないと注意しましたが、忠告を聞くことなく、不動産会社の勧めで、どんどん買い進めました。

当然ですが、買えば買うほど、キャッシュフローが出て、現金が貯まります。

あたり前のことですが…。

某不動産仲介会社で講演会なども始め、月3回ほど講演会をして、講演会収入だけで月に15万円ほどあったようです。

年収400万のサラリーマンが数年で不動産投資で成功する物語は、講演会には、ピッタリですね。

 

ここで彼は、大きな勘違いをします。

この状況がずっと続くと思ってしまったのです。

そして、仕事を辞めて、キラキラ大家化していきます。

彼のブログやFacebook には、ハワイやシンガポールなど海外旅行の写真やフェラーリ、レクサスと言った高級車も所有して掲載されていました。

とどめは、豪邸の購入です。

6LDKの三○ホームの豪邸を土地から購入して新築しました。

全館空調で床は、大理石調で、シアタールームまで完備された白亜の豪邸です。

借家に住んでいた、勤務年数わずか2年ほどのサラリーマンが、3年ほどの間に、不動産投資融資を4億円プラス住宅ローン7000万円を借りることが出来てしまったのです。

 

すべてをフルローンで賄い、購入物件の多くがRCマンションだったために、借入期間を長くでき、キャッシュフローが出ていました。

本来であれば、この資金をストックして、繰り上げ返済などに利用すればよかったのですが…。

彼にも、何度も話しをしたことなのですが、賃貸収入のキャッシュフローは、将来の利益の先食いであると。

とにかく、ローンがある間は、贅沢をせず、繰り上げ返済もしくは、次の物件の購入資金に当てることがセオリーだと思います。

多少の楽しみは必要でしょうが…。

特に、RCで返済期間を償却期間より長くしている場合は、要注意です。

 

結局、彼は豪邸購入から1年半ほどで、自己破産することになりました。

築古のRC物件のため、排水管の詰まりや、貯水槽の故障などが重なり、運転資金が回らなくなったことが原因です。

マンションの空室が出ても、リフォーム資金もない状態でエレベーターの保守管理費も滞納し、使用できなくなっていました。

現在、彼はすべてを失い、田舎で借家住まいをしています。

また、専業主婦だった奥さまも2才の子供を抱えて、働きにでています。

 

不動産経営をしっかりと理解していれば、このようなことは起こらないと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました😊