区分マンション独特の書類の1つに「管理規約(+使用細則)」があります。

 

通常数十ページにも及ぶ内容で、全てを把握するのは大変ですが、どういった点に気をつけて確認していけばよいのでしょうか?

 

 

こんにちは!『キク』です。

 

管理規約はマンション内のルールを記載した重要な資料ですが、利回りなどに気を取られ、内容をしっかり把握してない方もいるかと思います。

 

購入後に「こんなルールになっているなんて!」と思っても共同住宅ですので、後からルールを変更することはなかなか大変です。

 

今回は購入前にチェックしておきたい管理規約のポイントを解説していきます。

 

管理規約の有無

 

管理規約の解説を始める前に、そもそも小規模の区分マンションには管理規約等が無い場合があります。

 

マンション全体でルールが明文化されておらず、管理規約が無いということは管理組合も無い場合も多いので、マンションの運営・管理状態が悪くなりがちです。

 

また、そういった管理規約が無いマンションは融資が受けづらい為、いざ売却時も購入者が限定され、出口が狭くなってしまいます。

 

ですので、出来る限り管理規約等の資料が作成されている区分マンションを検討したほうが無難といえます。

 

共用部分と専有部分の範囲

 

基本的に国土交通省の「マンション標準管理規約」に沿って、マンションは部屋内部の専有部分とバルコニーや廊下などの共用部分に分かれ、範囲も定められています。

 

しかし、共用部分となる窓ガラスや玄関ドアなどについて、マンションごとに内容に訂正や追加などがされている場合があります。

 

場合によってはリフォーム可能な範囲や費用に差が出てくる場合もありますので確認しておきましょう。

 

専用使用料

 

共用部分で合わせて確認しておきたいのが、ルーフバルコニーや専用庭、駐車場、駐輪場等に別途「専用使用料」が発生するかどうかという点です。

 

使用している使用してないに関わらず、料金が発生する場合がありますので、事前の確認は必須です。

 

ただ、具体的な使用料は管理規約などに記載されていなかったり、金額が変更されている場合があります。

 

不動産会社に確認するか、「重要事項調査報告書」と呼ばれる資料を請求してみましょう。

 

リフォームやフローリング制限

 

区分マンションでは専有部分のリフォームを行う際に規約として「事前に1ヶ月前までに管理組合にリフォームの届出が必要」などとしているマンションが多くあります。

 

知る知らないに限らず、リフォームの申請を出す必要があるのに、早く空室を埋めたいからと勝手にリフォーム行ってしまっては問題になってしまいます。

 

また、リフォームの中でも特に注意してもらいたいのがフローリングの使用の制限です。

 

中にはフローリングそのものが禁止といったマンションがあります。(カーペットなど)

 

また、禁止とまではいかなくても、遮音性の高いフローリングのみしか利用出来ない(LL-45等級以上など)場合もあり、リフォーム費用が想定より高くついてしまう可能性があります。

 

ペットの飼育

 

賃貸経営のプラス材料にしたいペットの飼育ですが、飼育の可否の確認はもちろんのこと、多くのマンションで「1部屋犬猫1~2匹まで」・「体長の制限(50cm程度)」があるということを憶えておいてください。

 

賃貸アパート・マンションでも同様にペットの制限をかけている大家は多いですが分譲マンションの場合、より厳密に設定している場合がほとんどです。

 

この辺りを把握せずに、入居者を募集をしてしまうと後々トラブルになる可能性がありますので注意してください。

 

まとめ 管理規約の重要なポイントをまとめておこう

 

今回ご紹介した多くのポイントは、通常売買契約の重要事項説明の際に簡単に説明してもらえるかと思います。

 

しかし、事前に内容を把握せず、場の雰囲気に流されて契約してしまうと想定していた賃貸経営とは異なるものとなってしまうかもしれません。

 

失敗しない為にも、しっかりと購入前に管理規約をよく確認し、重要なポイントは押さえておくことが大切です。