皆さんこんにちは!パテント大家ATSUSHIです。

 

本日は、「某地方銀行における個人向け不動産融資の状況から感じたこと」というテーマで、私なりの考えを綴りたいと思います。

 

昨今の銀行を舞台にしたドラマの変化

 

銀行を舞台にしたテレビドラマに目を向けると、銀行の立場が時代背景で180度変化し、最近のドラマは隔世の感があるな~と感じるのは私だけではないように思います。

 

マイナス金利政策以降に放映されたテレビドラマでも、

原作の小説が書かれたの時代を鑑みると、

中小企業の経営者が必至になって融資をお願いし、

その苦労を克服するシナリオ

が小説を面白くしているわけですが、

最近のテレビドラマでは、

背景の違いにより、その攻守が全く逆となり、

例えば、統廃合対象になった銀行の支店が、必死で融資先を見つけて融資額をノルマに頑張る

と言うストーリーなわけです。

 

このように、銀行を取り巻く環境は、時代とともに大きく変わりました。

 

某地方銀行における個人向け不動産融資の状況から感じたこと

 

ところで、先日、銀行の決算が発表されましたが、中堅上場アパート開発会社と不正融資にかかわったことが報道された中国地方の某地方銀行について、同じ地方銀行との業績の比較が報道されていました。

 

その比較で示された貸出金利ですが、

その不正に関与したとされる某地方銀行はおよそ1.6%

それ以外の銀行は概ね1.0%前後

と、

不正に関与した某地方銀行の貸出金利が突出しており、

これはやはり、個人向不動産融資というものが

収益に直結していたことが良くわかる数字

であると、私としては感じました。

 

融資先の取り合いの中で、個人向け不動産は強力な販売力のあるアパート開発会社や不動産仲介会社と組むのが一番手っ取り早く、簡単な手段だったようですね。

 

今回のように赤信号を渡ってしまったのは、一部の銀行だけと言うのは意外でしたが、

この貸出金利が突出しているのはこの銀行のみと言う点からも、

収益不動産に対する不適切融資というものは、

やはり一部の銀行のみが行っていたこと

という仮説を立てることができるのかもしれませんね。

 

しかし、個人向不動産融資の全てが破綻しているわけではなく、返済の内情は正直分かりませんが、

その多くは滞ることなく返済されている

と主張する報道が多い印象を私は普段から抱いています。

 

高い金利で個人向けの不動産融資を行うということは、いわば銀行にとってハイリスクハイリターンなわけであって、結局のところ、それは銀行の戦略です。

 

そんな中、上述のように、現状多くの投資家の返済が滞っていない状況(なんとか返済ができている状況かもしれませんが・・・)を鑑みると、貸し倒れ引当金さえ積めば問題がないという、不正融資を行う銀行側の見方なのかもしれません。

 

個人向け不動産融資に注力した銀行の金利約1.6%と、通常の融資1.0%前後の差異から想定すると、やはり個人向け不動産融資の貸出金利は、一般融資に比べてかなり高い利率であることが分かります。今は滞りなく返済ができているように外からは見えても、その実状としては実は既に危ない方・今はなんとか大丈夫でも今後危なくなるであろう方も、実際にはそれなりに存在しているのが現状だと私としては思います。

 

色々な方が情報発信されていますが、銀行の融資に対するスタンスは、明らかに変わってきている印象があります。引き続き、私としてもその動向をウォッチングしていきたいと思います。

 

以上、本日は、「某地方銀行における個人向け不動産融資の状況から感じたこと」というテーマで、私なりの考えを綴らせていただきました。本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!