皆様、お元気ですか?

二代目大家かずみです。

私のコラムをお読みいただき、ありがとうございます。

 

少々、不動産自体からは、話が逸れますが、

高齢化社会の今、大家として知っておいた方がいいと思うので、

「病院以外で亡くなること」

について書きたいと思います。

あなたの物件に高齢者がいる場合、

あるいは、最近多い独身中年男性が入居している場合、

他人事では済まないかもしれませんので。

 

実は、私、喪主を3回経験しています。

多分、多い方だと思います。

そして、実は、祖父もわが家で亡くなっています。

祖父は夕食前、いつも今のテレビを見るのが習慣で、

母が夕食が出来たので、声をかけたけれども、

なかなか居間からダイニングに来なかったので、

見に行ったら、亡くなっていました。

指は、タバコでやけどしていたそうです。

つまり、タバコ1本が燃え尽きる間に亡くなったのです。

年を経るごとに、なんてカッコいい亡くなり方だろうと、

リスペクトしています。

祖父の場合、健康体でしたが、約1カ月前に

老人健診を近所の医院で検診していたので、その医院の院長が

死亡診断書を書いてくださいました。

この診断書が、ないと埋葬許可書を受理できないので、

誰にどうやって書いてもらうか?は、重要なポイントです。

 

自宅で亡くなった時、まず最初に救急車を呼びますが、

救急車を呼ぶと、ケースによっては死因の特定のため

解剖が必要です。

しかし、身近な病院への通院歴などがあると、救急車を呼ぶ前に、

かかりつけ医師に診断書を書いてもらえる場合が多くあります。

書いてもらえれば、次は葬儀社への連絡です。

この違いで、精神的な負担が大きく変わるので、とても大切です。

 

そして、独居老人が亡くなった場合、

早期発見だったら、まず救急車を呼ぶと思います。

ですから、私の物件の場合、孤独死でも、早期ではないと思ってしまったわけです。

しかし、そうではない場合、

隣人や介護サービス関係者からの通報による場合などは、

まず、行政機関への通報が想定されます。

ある先輩の民生委員の方は、わが家の近くにある都営団地のみを

担当区域とされる方で、複数回経験されているそうですが、

担当機関から連絡を受け、警察と同行するそうです。

そして、大家あるいは管理会社の立会いの下、

合鍵で解錠していただき、確認作業に入るそうです。

ちなみに、生活保護受給者の独居老人が入居者で、

病院で亡くなった場合は、担当民生委員が書類に捺印すれば、

担当機関がすべて対応して下さいます。

今年の春、こういう事例があり、お会いしたこともない方のために、

捺印しました。

娘さんがいらっしゃるそうですが、葬儀・部屋の片づけなどは

不可能ということで、担当機関が行うそうですが、

何も知らない私の捺印で、事が進むことになんともいえない

違和感を感じたものです。

 

そして、問題は、ドアを開けた後かと思います。

警察・合鍵の持ち主・民生委員などにより、

解錠した後、どう処理するか?

私の想像では、「白い手袋」はあまりいい印象ではありませんでした。

 

今回の経験で思ったのですが、キャピタルゲインのみを

目指すのは辞めようかな?ということです。

この物件は、歩いて1分にスーパーなどの施設と始発のバス停があり、

高齢者にはとても住みやすいと思われるます。

高齢者は階段を嫌うので、外出の際電車よりバスを好む傾向があるそうです。

以前、高齢者の方が立ち退きを大家より要求されているが、

引っ越す先が見つからないというニュースを見たこともあるので、

もう限界まで「高齢者専用のアパート」にしてしまおうかな?

と、思った次第です。

そして、長く地元に住んでいるため、

仕方なく受けた民生委員としての経験が、

大家業にも影響を及ぼすとは思いもしませんでした。

人生っておもしろいですね。

 

今日も、私のコラムをお読みいただき、

ありがとうございました。