入居者ってイロイロな方がいますよね(まあ、物件次第なところも多々ですが・・・。)。

 入居時には分からなくても、問題が起こって始めて分かって来ることもあります。今回はそんな入居者さんのお話です。

 

久しぶりの電話

 この前、プルルルルルって電話が鳴ったので取ってみると、

「もしもし、私、30x号室に入居しているNの父親です。」。

「ああ、お世話になります。どうされました?」

 ドキドキ、何なんだろ?

 

 と言うのも、この入居者Nさん、ちょっと障害がある方で、過去に、やらかしてくれました。本当!

 

 そうあれは数年前のこと。

 その時はNさんから直接、電話がありました。

 

 「▽△○○XX○○△△!」

 ハァ???????興奮して全く意味が分からない。

 

大きな穴!

 こちら;「ゆっくりと話してもらえませんか?まずお名前をお願いします。」

 と言ってからしばらくして、

 「○○です。穴!」

 

 こちら;「え?○○って?あのう、苗字をお願いします。それと穴って?」

 

 「Nです。穴が出来た。」

 ??????…。穴って?

 

 こちら;「あの~、Nさんって、30x号室のNさんですよね。で、穴が出来たとは?」

 「○○△◇XXXX○△◇!」

 (´Д`)ハァ…またか。

 

 こちら;「すいません。ゆっくりお願いできますか?」

 

 そんな感じで1時間ぐらい話す間に、Nさんも落ち着いて話せるようになり、分かったのはNさんが壁を殴りまくって穴を空けてしまったとのこと。しかも、隣の部屋が覗けるほど!そこまでする?フツー!フツー?いや、ちょっと違・・・。

 

 ただ不幸中の幸いとはこのこと!

 良かったぁ、その時、隣さん(女性)は退去があったばかり。

 たまたま30x号が角部屋で、お隣が空きだったことから苦情ナシ!

 

 で、そこからアレコレと話を聞いた結果、Nさんの状態が、ああこれ程だったと分かってきました。入居時には仲介から日常生活に差し支えない範囲と聞いていたものの、問題が発生すると、ちょっと考えてしまいますね。

 

 その先はNさんとでは話が進まないので、結局、保証人でもあるお父さんと話をして修繕工事の日取りを調整していきました。

 

 実は、その穴の直径って50cm!どれだけ殴ったんだろう?

 業者が言うには「アレ!絶対、道具で叩いてるわ!」とのこと。

 

 やっぱり、こういうときの対応はちょっと人間、試されている感はありますね。

 

 その後はNさん、何か悩みがある度に電話してきて、こちらも何してんだろと思いつつ、励ましたりなだめたりで毎回30分以上・・・。

 

 ただ最近、全く何もなかったので平和でよかったと思ってたんですが。

今回、Nさんのお父さんからの話によると、また穴!(´Д`)ハァ…、またか。

 

小さい穴?

 思わず聞いちゃいました!「直径どれぐらい?」

 で、その返事はと言うと、

 Nさん父;「前より小さいようです。」

 

 うんうん。そうですよね。だって、今はお隣さん、いますけど、苦情は来ていませんから。もう慣れちゃいました。

 

 「でも・・・。」

 ん?

 「穴がたくさんあってね。左右の壁に数カ所、トイレ脇の壁に1カ所!」

 アァ、そっちですか。やり方次第で高くつきそう。

 

 することは前回と同じなので、とにかく業者に様子を見てもらうことにして電話終了。

 

 やっぱりねえ、思います。賃貸業ってサービス業。ある程度の入居者チェックはするものの、せっかく入居すると言うお客さん、無下にも出来ないし、アレコレと選べるものでもない。まあ、つまりは慣れちゃうんです。

 

 Nさんも話してみれば人柄もまあまあだし、良いお客さんでもあります(セルフコントロールに問題はあるけど・・・。)。それなりに今の生活に満足していて長い間、居てくれそうです。保証人の父親とも連絡OKです(父親も経済的にも大変ですよ。)。

 

 事情はどうであれ、せっかく入居してもらった人とは可能な範囲(この範囲の見切りが重要!)でそれなりの関係を維持していきたいなと思っています。そのためには、よく見て聞いて即対応です。

 

 次回もよろしくお願いします。