‍こんばんは!地主の婿養子大家です!

 

『仲介論』

いよいよ書こうと思います。

 

このシリーズを書く目的は、

・素人初心者投資家に『仲介』に対する『私』の考え方を知ってもらうため

・中級投資家に『仲介』的な人と一緒に何でもありな方向へ向かないでほしい

・上級投資家に『業界』と『自分』について考えて欲しい

そして

99%の

仲介業者に誇りある仕事をして欲しい

と思うからです。

 

シリーズの構成を考えます。。。

 

1.仲介時代の昔話

2.仲介を分類する!

3.真の仲介とは?

4.真の仲介が増えた不動産業界は?

以上で書いてみます。

 

今日は、私の昔話を思い出せるだけしてみます。

不動産投資家にとって、

無くてはならない大切な存在である仲介

まずは、その仲介の事を知って頂きたいと思います。

chuoさん、仲介なんていらないという突っ込みは最後までとっておいてください。笑

 

エピソードは、

1.大手実需仲介業者へ入社と実態

2.『買い』が仲介出来て一人前

3.常に新規営業に疲弊

4.愉快犯とクレーマー

5.心に残る契約

に分け、数日間で纏めてみます!

 

 

1.大手実需仲介業者へ入社と実態

私は地主の婿養子になる前、業界では日本でNo1の商社で法人営業をしていました。年収は2年目から700万円以上あったと思います。しかし、大手仲介に中途で入り、歩合制を選択した結果、転職一年目の年収はちょうど半分の350万円くらいに落ちました。

大手仲介に入社し、大手の看板で無難に仕事をこなせば数字が構成出来るのかと思いきや、下っ端には一切仕事が回ってきません。ボリュームの大きい売り案件は役職の上の人が担当となり、熱そうな買い顧客の来店があれば、責任者が店にいる営業の中で最も出来る社員に指示を出す。そりゃそうです。目標が定められている以上、店舗も数字との戦いですから仕事のできない奴に渡す客なんていません。。。どこの店舗も明らかに社員過多だったのではないかと思います。

では、残されたペーペーはどうするのか?

辞めるか?

闘うか?

の二択です。

 

闘うことを選択し、何をしたのか?

 

・旧顧客の追客フォロー

⇒「まだ、探してますか?」「売りませんか?」とこちらの都合で片っ端から何百人に電話営業をします。私はここから契約出来たことはありませんでしたが、誰かがあきらめて情報も破棄した買い顧客と再度私が出会って買ってもらったことはあったような記憶があります。

 

・エリアの目玉物件のチラシを自分で作り毎晩アパートマンションへ投げ込みして反響のお客さんを決める

⇒投げ込みに3時間くらいかかります。

 

・売り物件求むチラシを自分で作り、一般媒介で売りに出ているマンションやエリアに重点的に投げ込みをする(俗に言う抜き行為に近いグレー戦法)

⇒ぶっちゃけ、これが一番得意でした。汗

 

・売れそうな物件のオープンルームや現地販売会を開催し、来場のお客さんをその物件や他の物件で決める

⇒半年に1回くらいの確率で来場1発のラッキーパンチがありました。

 

・業者を訪問し、ネット掲載させてもらえる物件情報をもらったり、ネットNGの未公開情報を貰えるような関係づくりに専念

⇒すごく効果が高い業者がいました。我々で言う、お宝物件を紹介してくれるパイプ作りの仲介バージョンですね。

 

何が言いたかったかと言いますと、他の販売業や営業の仕事を知らないので比較は出来ませんが、

仲介って本来ムチャクチャ泥臭い仕事

なんです。

そして、頑張って契約しても、延々と、新たなお客さんを獲得していかなければいけない、

自転車操業みたいな商売

なんです。※特に実需仲介のことを指しています。

 

だからこそ、私は反復継続して売り買いが発生するお得意さんが作りやすい

収益不動産仲介

に目を向けていました。

 

また、必ず、仲介の多くが一度は思うであろう原理原則

優良物件を好条件で元付になれれば勝ち

という部分に考えが及ぶようになりました。

更に言えば、

業者買取に卸すくらい安くうければすぐ業者に卸し再販でも専任で仲介出来る

このような考えまで。。。

 

ここに売主を騙してでも安く元付仲介を勝ち取ろうとする仲介の姿があるわけです。。。

 

私は自分で言うのもなんですが、正義感は強いです。

それでも、

自分に都合が良い契約が無かったか?

というと、

残念ながら、

いっぱいあったと思います。。。

 

幸い、私は地主の婿養子大家なので飯のタネに困っていたわけではありませんが、それでも、毎日、1時間でも2時間でも詰められる。人間を否定されるような罵声を浴びせる上司もいる。負けず嫌いな性格なので、負けたくないという思いもあったと思います。

 

もし、明日の飯のタネがなかったら?

 

もっとひどいことでもやったでしょう。

 

でも、みんな自分をマインドコントロールしているかのような状態でいます。

 

売れた金額が相場

買った金額が相場

買主は買ってよかった

売主は売ってよかった

 

自分に言い聞かせて仲介するわけです。

 

全てお客さんの為

だと言い聞かせて。。。

 

入社して1年を超えたあたりから成績も良くなり、私もどっぷり不動産業界の一員になっていました。

 

でも、時々上司や先輩から発せられる言葉がず~っと心の中に残って、

今でも強くそう思う言葉があります。

 

それが次回のタイトルになる

買いが出来てやっと一人前

です。

 

今日はここまで。

最後に、

ウィキペディアから

『仲介とは、売り手と買い手の間に入って話をまとめて契約を成立できるようにすることである』

 

果たして、

間に入って契約を成立させることだけが仲介なのでしょうか?

私はそうは思いません。仲介論に続きます。