皆様、お久しぶりでございます。

お元気ですか?

二代目大家かずみです。

私のコラムをお読みいただき、ありがとうございます。

この山田詠美著「つみびと」は、2010年に大阪市西区のマンションで、

発生した幼児2人が母親の育児放棄により死亡した事件を基に、

書き下ろしたフィクションです。

新聞広告を見て、読みたくなりました。

しかし、読み終えても、読むきっかけとなった

私の知りたいこと

が分かった訳ではありませんでした。

知りたかったのは、助けられなったのか?ということ。

今になって考えれば、自分が大家を仕事とするようになってから、

初めて「物件の管理をする人間」として、

何かできなかったのか?と思った事件でした。

幼児二人は、ガムテープで目張りされた部屋に閉じ込められ、

餓死します。

この部屋は、母親が勤務していた風俗店が借りていた

「投資用ワンルームマンション」

(わざわざ 投資用 と記入されている)

借り上げていたのなら、水道光熱費の支払いは、

母親本人ではないはずだから、誰かが気に留めれば・・・

そんなことを思ったのです。

そして、この本の読書中、ある不動産管理会社から、

5年前くらいに売却した物件のことで、問い合わせの電話が

ありました。

先週と昨日の2回。

時々、あるのです。

先週に続いて、昨日も電話。

毎回、売却したことを伝え、データの訂正を依頼するのですが、

ある程度定期的に電話が鳴ることを考えれば、

データの訂正はできていない様子。

偶然、私のビルの1階に、同系列の会社が入居しているので、

詳細を説明し、対策を教えてもらいました。

データを掲載した店舗の店長による訂正しか有効でないため、

店長に依頼するのが、確実とのこと。

それでも、無理なら、お客様相談センターへ。と。

1階の店舗では対応できないようです。

そして、当該店舗へ電話。

丁寧に事情を説明した結果、管理会社は変更されているものの、

所有者としてデータが残っているため、

電話がかかってくることが判明し、削除してもらうことが

できました。

不動産関係者ならだれでもが知る大手でさえ、

データ管理でこのありさま。

室内にいるかもしれない子供にまで、

気を配るのは、不可能だろうなぁと、思った次第です。

虐待を受けた子供が成人し、子供を持つと、また虐待を繰り返す。

虐待は、負の連鎖を生みます。

そのことを考えると、これだけあちこちで虐待報道がある現在、

独居老人や男性だけでなく、いつどこで何が起きるか、

わからない気がしました。

自分の物件の入居者の素性は、きちんと把握し、

対策を立てておく必要があるのかもしれない・・・

そんなことを考えた、読後でした。

今日も、私のコラムをお読みいただきありがとうございました。