画像は散歩中の新宿御苑

 

AI(人工知能)の専門家の講演を拝聴してきたリーマンまさゆきである。

すでに実例として、アマゾンストアの例などを聞くと、あながち近い将来の絵図として、かなりの職業がAIに取って替わられる日も近いような気がする。
2045年には、そうなると主張しているグループもあるようだ。

アマゾンストアの例は、買い物客が、スマホを自動改札にピッとタッチして入店。欲しい商品を自分のバッグに入れて、自動改札にピッとタッチして退店すれば、それで買い物終了。
AIが、正確に、買い物客の買った商品を判断して、決済するというもの。

すでに、実証運用している店舗があり、拡大していく予定とのこと。

—以下は、ネットニュースから—

米ネット通販大手アマゾンは5日、会計のためのレジを置かないコンビニエンスストア「アマゾンGO」を来年初めに米国でオープンすると発表した。センサーや人工知能(AI)を駆使して来店客が選んだ商品を把握し、スマートフォンの
アプリを通じて自動的に会計ができるようにする。

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そうなると、レジ係は不要になり、雇用が消滅、さらに、レジマシンの製造会社も、転換を迫られることになる。

AIとロボットが融合する世界を想像すると、レジ係と同様に、消滅すると想定される職業は、以下のように多岐に渡る。

タクシー運転手、保険の査定担当者、会計士(会計代行)、工場作業員、レストランの料理人、不動産仲介業者

(ほかにも多数あり)

 

というわけで、不動産仲介業者が、AIで駆逐されるというのは、本当にありえる話かどうか、考えてみた。

結論から言うと、かなりの確率で、現実になるのではないかと、リーマンまさゆきは思うのである。

売り手の希望価格と不動産スペックが、買い手とネット上で共有され、買い手のニーズに近い物件がAIによってリコメンドされる世界が実現すれば、不動産仲介業者は、単なる仲介では、継続不能な職業になるだろう。

売り手が直接、レインズに情報をアップできて、買い手の資産背景や、ニーズをふまえたAIが、最適な物件を紹介するようになれば、不動産仲介業者の存在意義が、なくなるからである。

売り手にとっても、不動産業者に相談するより、AIに相談したほうが、高く売れるとなれば、誰も、仲介業者を使わなくなるだろうし、買い手にとっても、仲介手数料が不要になることに加え、売り手と直接に契約交渉ができるようになるメリットは大きい。

では、完全に消滅するかというと、そんなことはないとも思う。

具体的には、不動産投資コンサル(税務や資産運用の観点で顧客をフォローできる)の要素の強い仲介業者は、生き残ると思われる。

不動産を単なる売買ととらえると、最適なマッチングをAIが代替することで、仲介の仕事はなくなるかもしれないが、物件の価値については、多様な見方ができるので、その判断をAIがどこまで、学習できるかが、キーとなる。

つまり、同じ物件でも、それを検討する人の検討背景によって、不動産の相対的価値が大きく変わるという点が、難しいのである。

一律的な価値で、不動産を判定できるのであれば(立地とか、面積とか、路線価とか)、人対AIでは、人は勝てないと想定できるのであるが、検討する人によって、不動産価値が変わるのであれば、いかにAIといえども、それをどこまで学習できるかについては、限界があるように思うのである。

AIには、常識もなければ、多様な検討背景をもつ人のニーズを汲み取ることも難しいと考えるからである。

とはいえ、純粋なニーズマッチングについては、AIの勝利はみえているので、純粋なニーズマッチングのみを主体とした不動産仲介会社は、いずれ駆逐されることになるというのが、AI専門家の見方でもあると思われるし、現時点の、リーマンまさゆきの私見でもある。

さぁ、これから、どうなっていくんだろうねw

 

ちょっと楽しみでもあるが、講演で、専門家の先生が言っていた言葉が気になる。

2045年に、もし、AIが人格を持つようになったら、優秀な自分(AI)と愚かな人間を比較して、AIが、地球のために愚かな人間の駆逐を、計画してもおかしくない、という主旨であった。

講演では、とても面白い喩えで話をしてくれていたのであるが、

AIが、ターミネーターを目指すのか、鉄腕アトムを目指すのか、によって、人類の将来は大きく変わるとのこと。

むーん、もうね、SFの世界に突入している感があるのだが、現実世界では、そんな日も目前に迫っているというわけである。

AIが、プロ棋士に勝ってしまう時代だからね。

むーん、喜んでいいのかどうか、悩ましい話だねw

 

弱小投資家としては、AIが、様々な検討を代替してくれるのはウエルカムであるが、AIに駆逐される側には、なんとしても回りたくないものである(^^;