皆さん、おはようございます。

元ビジ大家です。

 

タイトルに書いたとおり、東京(特に23区内)の中古ワンルームマンション

への投資熱は依然として高いようです。

 

背景にある理由の一つは「ワンルームマンション実需」が多いことにも

あり、すなわち「賃借希望の入居者」が多くの人が想定しているとおり

まだまだたくさんいるから……ということも挙げられると思います。

 

8月23日退去→8月29日に入居者決定!

 

先日、私が持っている都区内の物件で退去があったのですが、管理会社さんの

頑張りもあって(むしろそれしかないとも言えますが)、8月23日付退去で

8月29日にはもう次の入居者が決定しました(入居日は9月)。

 

空室期間が短くて済むのはオーナーとして本当にありがたい話です。

 

まだまだ賃借需要は旺盛というか、東京都23区内での単身者の住居需要は

高いような気がします。

 

8年前に購入した価格よりも高く売れる時期

 

また、最近、都内(23区内)に保有している中古ワンルームマンションの

一部を売却する段取りを図っていたのですが、いずれも今から8年以上前に

購入した物件であるにもかかわらず、購入当時の価格よりも高く売却すること

ができています。

 

つまり、中古ワンルームマンションは私が購入した時期よりも今は値上がり

している……ということです。

 

その間の家賃収入を頂くこともできて、売却時には売買益を頂くことも

できるとは、これまた、たいへんありがたい話です。

 

しかも、不動産会社に依頼をしてから、実際の売買契約に至るまでの日数が

1週間~2週間程度とかなり短期間なのも驚きです。

 

これも裏を返せば、それだけ「投資需要がある/投資熱が高い」ということが

言えると思います。

 

(相場の)頭と尻尾はくれてやれ!

 

株式相場の格言の一つに「頭と尻尾はくれてやれ」という言葉があります。

 

つまり、「株価の一番の最安値で買って、一番の最高値で売る」なんて欲張った

ことを求めずに、その一番端っこ(=頭と尻尾)は他人にくれてやって

自分はおいしい中身を取るだけで充分だと満足すべし!……という意味です。

 

株価に限らず、不動産価格にしても、いつ、どの価格が最安値/最高値なのか?

なんて誰にもわかりません。

 

人は神様ではないのですから、そんなピンポイントで両極端の価格をモノに

することなんてできません。

 

だから、買うときも売るときも自分が満足できる価格帯であればそれで納得する

のが良く、あまり欲を張り過ぎないことの大切さをこの相場格言は教えてくれて

いると思いますし、私もそのとおりだと思っています。

 

実際、今回売却した物件は、8年ほど前に購入するときはそれなりに勇気が

必要でした。

 

リーマンショックの傷も冷めぬ時代背景で、多くの人が「不動産価格はもっと

安くなる……」「買うならもっと下がるのを待ってからのほうが良い……」

「何でこんな時に買うの?」と言っていて、世間は悲観ムードのほうが強かった

ように思えます。

 

今も「売却する」というと「来年以降、もっと値上がりするのでは?」

「東京オリンピック後も下がりませんよ」などといった楽観ムドーのほうが

色濃く、実際、今のところは上記に書いたとおり、「賃借需要」も「購買意欲」

も高いように思えます。

 

でも、だからこそ、そうしたときに「頭と尻尾はくれてやれ」の言葉を

思い出すことも大切だと思っています。

 

まあ私の場合は「不動産を安く買って高く売る」という「投機」を狙っている

わけではなく、「購入して家賃収入を得る」という「投資」を目的としている

のですが、たまたま自分のライフプランに合わせて所有物件の一部を売却する

ことにしただけです(返す刀で九州の物件を購入する予定です)。

 

最近になって、多くのところで「単身者需要が強いこと」「東京圏の不動産

に投資すべきわけ」などが、以前にも増して言われるようになってきた感が

あります。

 

それらは「東京の中古ワンルームマンション投資」には追い風だと思います。

 

確かにそれはそれでそのとおりなのですが、「人の行く裏に道あり花の山」

という相場格言もあります。

 

また、「理外の理もまた理なり」という箴言もあります。

 

「頭と尻尾はくれてやれ/人の行く裏に道あり花の山/理外の理もまた理なり」

……これら3つの言葉は、私が特に大事にしている言葉であり、「自分が信じる

投資を行って自己責任を負う」というスタンスをこれからも守り続けていこうと

思います。

 

 

本日もお読みくださりありがとうございました。