こんにちは!
外資系コンサルタント出身、現役経営コンサルタントの「勢い大家さん」です。

今回は、部屋で自然死されたときのお話と、その後の状況についてお話したいと思います。

管理会社から急な連絡が・・・

約3年前のことです。管理会社から入居者の方で自然死されていた方がいらっしゃったと連絡がありました。あまりにも急な話だったので、あっけに取られた記憶があります。

自然死されていたのは高齢の入居者さんで、80歳を超えていらっしゃいました。地区の民生委員の方が訪問された際に発見されたとのことでした。

警察の現場検証では死後2日ほど経過とのことで、事件性はないとのことでした。まだ寒い時期だったので、腐敗もせず、部屋に死臭が漂うなどの大変な状態にもならずにすみました

大変なのは発見された後・・・

自然死されたことが発見された後が実は大変だったりします。このケースでも本当に大変で、実は現在進行形です。

家財や生活物資を処分しないと・・・

この方はお亡くなりになる直前まで普通に生活されていたので、生活に使っていたものや家財がそのままになっていました。身寄りが一応あったので、その方の弟さんがはるばる岡山から処分にいらっしゃいました。

修繕しないと・・・

入居者さんが亡くなられているため、契約は自然となくなるのですが、その後の修繕対応は契約の消失に関わらず残ります。

この方は火災保険も保証会社も入られていなかったため、修繕費を保険などに請求することもできません。先ほどの弟さんも相続放棄したため、修繕費の請求も弟さんにできません。

部屋の中を確認したところ、勝手に改造されており、窓の部分に棚をつけるのは序の口、押入れの戸袋の中をのぞいたら戸袋の天井を破って上にいける状態になっていたりしました。相当直さないと貸せない状態です。おそらく100万円で収まらないくらいだと思われました。

次の入居者さんを探さないと・・・

自然死したお部屋になるので、修繕して貸すにしても、部屋の中で自然死したということを重要事項説明する必要があります。この結果、賃料を下げないといけなくなるため、コスパは悪くなります

ということで、この部屋のリフォームは一番後回しが決定し、当面何もしないことが決定されました。

入居者に高齢の方がいらっしゃったらどうすれば良いか?

購入後に高齢の方が入居されていることがわかったら、次のようなことを確認する必要がありそうです。

何かあったときの身寄りはあるか
身寄りの方がいらっしゃれば、最悪お亡くなりになったときの引き取りや家財の処分等をお願いできます

保証会社に入っているか?保証人がいるかどうか?
保証会社に入っている場合、自然死のときの修繕費や特殊洗浄費をまかなってくれるケースがあります。また、保証人がいる場合は、修繕などに費やした費用を請求できる可能性があります。

火災保険や孤独死したときの対応をサポートする保険などに入っているか?
上記の保証会社と同じように、自然死のときの修繕費や特殊洗浄費をまかなってくれるケースがあります。

勝手に改造などをしていないか?
改造されていると、その後の修繕が本当に大変になります。

いずれにしても、その後の対応が本当に大変です。このケースでは最小限で終わったので良かったのですが、それでもこのような状態です。

自然死が起こったときのことを考えて、事前に対応を行っておきたいところです。