前回の反省

前回のコラム「某人気コラムニストとの面談報告」では東京の豪華客船エストポワール号内の高級和食料亭大江戸屋でタカボンさんにお会いした、ことを報告いたしました。

 

楽待を代表する?45組のトップ会談となりました。

タカボンさんには厳しいことを書いてしまいましたが、千葉の戸建を頑張って欲しいです。

まもなくタカボンさんもコラムにして頂けるとのことで、楽しみにしています。

 

今回の記事はいま危機的な問題が発生しており、その報告と大家としてのリスク管理です。

 

特に築古物件を所有している方はこういうリスクがあることをわかって頂ければ嬉しいです。

 

警察からの電話

「交番のものです、不動産会社さんからお電話番号伺って電話しました。ご所有の物件ベランダが崩れてますので、至急対応お願いいたします。」

 

平日の昼間に突然電話がありました。不動産会社からの電話に出れずにいたら、警察から電話が来ました。

 

過去の悪事がばれて逮捕されるのかと思いましたが、

かなり大変な事態になっておりました。

幸い、怪我人や近隣の住人への被害はありませんでした。

 

ベランダ崩落の物件について

物件は以前、築古戸建再生コンテストに応募して落選した物件です。

この物件は3月末に購入し、5月末に完成しながらいまだに入居が決まらない問題児です。なんと2回申し込みがありましたが、ドタキャンされてます。

1回目は母子家庭で実家の両親と同居しており、自立して母子家庭だけで生活したいと申し込みがありましたが、お父様の許可が下りずドタキャンになりました。

2回目は40代の夫婦から申し込むがありましたが、保証会社の審査落ちです。過去に滞納歴などがあると思われるとのことです。

 

過去最高の空室記録更新中の物件ですが、さらなる更新が確定しました。

 

そんな感じで受難続きの物件です。

 

まさに45組物件です

注 落ちるとこまで落ちて、さらに堕ちるの意味

 

早く埋めないとなと感じておりましたが、まさかこんな事態になり、結果的には入居が決まらなくてよかったと思っています。

もし、入居者がベランダに乗った状態で崩壊していましたら、下手したら大事になっていた可能性もあり、ぞっとしております。

 

状況確認

ちょうど職人さんが私の別の現場がちょうどその日に完成であり、直行して頂きました。

自宅から10分の距離です。すぐ行けるのはドミナント大家の強みです。

 

こんな感じでした。

 

 2Fと3Fにそれぞれベランダがありますが、3Fのベランダの床が抜けてしまいました。

その破片が硝子と突き破り2Fの窓も損傷しております。

 

原因は本来、床に入っているべき鉄骨が入っていなく木材だけで支えている状態でした。

支えている木材も梅雨の雨で水が浸透し、崩落したと考えられるとのことです。

詳細原因は調査中です。

また指摘を受けて気づきましたが、テラスの隣も同じつくりにも関わらず2Fだけベランダがありません。今回の件で謝罪に伺ったところ、お隣も崩落し、撤去されたそうです。

つまり、このテラスのベランダすべてが危険です。

 

今後の対策

3Fのベランダを撤去するのが一番安上りと考えていましたが、職人さんとお話しすると崩落しなかった部分はきちんと固定されていると思われるとのことで、床を作る方が安上りと言われました。20万円(廃材と硝子は含まない)は掛からないとのことで、現在対応を進めています。

また保険会社にも電話しています。

経年劣化と言われる可能性もありますが、火災保険の特約で突発的な損害を補償する破損汚損特約に入っており、全部でなくても硝子の割れだけなど多少は出る可能性があります。

月曜日に連絡を貰えるようになっております。

またコラムで報告します。

 

伝えたいこと

今回は、幸いなことに怪我人や近隣の方への被害はありませんでしたが、状況次第では大惨事となる可能性が十分考えられます。

特に私のように築古不動産を多く所有している方は私と同じことが起きるリスクはあると思います。

またこの物件は4月から5月にかけて改装した職人さんが確認していますが、気付かなかったです。

築浅物件でも確率が低いですが、同じようなことが起きる可能性があります。

 

昨年の大阪の地震ではブロック塀が倒壊し子供がなくなる事故がありました。

 

我々大家はそういうリスクも抱えていると認識しなければなりませんし、現実的に完全にそういった危険を排除するのは出来ないと思います。

 

大家として、安全に配慮するのは当然だと思いますが、何かあってからではすべて失うことになる可能性があります。

施設賠償責任保険ではこのような事故でも基本的に補償されます。

 

私は必須だと思います。

もし入っていない方は加入すべきだと思います。

 

付け加えますと、大津と違って私は旧耐震の物件は買わないから大丈夫だと思っておられる方もいるかもです。

この物件は昭和60年築(新耐震)です。

私にとっては新築同然の虎の子での非常事態に胃がキリキリしてます。

※私の旧耐震物件への考え方については2月の炎上コラムを参照してください。

 

まとめ

今回は私らしくない真面目なコラムになってしまいネタを楽しみにしている方々に申し訳ないので、最後は大津流に締めたいと思います。

 

鉄骨渡りは危険ですが、

鉄骨がないのはもっと危険。

 

毎日が鉄骨渡りの大津より