朝、自転車を漕いでいると、

近くを通っている学生が、

「テストで赤点は取りたくないよね」

と話していました。

 

この言葉で驚いたのが、

赤点という言葉が今の時代でも

そのまま使われているということ。

 

赤点は30点以下という意味ですが、

30点が持つ意味というのは、

時代とともに変わっていっても

おかしくはありません。

 

例えば、最近は暗記型の学習ではなく、

自ら考える力を育てるための学習に

力が入れられていると聞きます。

 

暗記型の学習においては、

30点というのは全体として

3割しか覚えていなかった。

という意味で、その言葉に

ある種の意味づけが行われていると

言えるでしょう。

 

その一方で、自ら考える学習に

おいては、何をもって30点という

評価にするのが極めて難しいのでは

ないかと思います。

 

つまり、今の日本の学習においては、

暗記型の試験がいまだに続いているという

ことを如実に表しているのでしょう。

 

この時、暗記型から自ら考える学習に

移行するためのきっかけが何になるのか

と考えると、

それは「ない」というのが答えに

なるのではないかと考えております。

 

すでに確立された学習指導要領が

あるのであれば、それに従って

生徒に教えることが一番楽であり、

それを劇的に変えるような

きっかけは生まれないということが

普通だからです。

 

その一方で、世界はどんどん

変わっていきます。

 

現状維持は退化と言われていますが、

その退化する方向に自ら

どんどん進んでいっているのです。

 

そして、人というのは現状維持を

することが遺伝子レベルで

組み込まれているのも事実。

 

そう考えると、

自らの現状を意識的に変えるという

習慣を身につけない限り、

退化の流れにいってしまうと

言えるかもしれません。

 

そして、これは大家にも言えることでしょう。

これだけ情報が増えているにも関わらず、

同じクロス、最低限の原状回復などをしていては、

他の物件と比べて差がつくことは明らかです。

 

同じことをしていてはダメ。

という意識をもって、入居者に

どういったサービスを提供することが

できるかを考えることが、

生き残っていく大家としての

条件の一つになるかもしれません。

 

現状を変えるための仕組みをしっかりと

作ることで、世界の流れから

取り残されないように

しなければいけません。