こんばんわ、サラリーマン大家のTAKAです。

他の方のコラムを読んだり、その他もろもろのきっかけで、久しぶりにさまざまな銀行のウェブサイトローン商品をのぞいてみたりして思うところがあったので、厳しい融資(ローン)と緩いローンというテーマでコラムを書きたいと思います。

表現上、融資のこともローンと表現しますので悪しからず。

1.事業性ローンと消費性ローン

ローンの種類を大きくわけると事業性ローンと消費性ローンにわけられます。

読んで字のごとく事業性ローンとは、まさに「ビジネス」へのファイナンスとしての位置づけのローンであり、消費性ローンとは、消費者向けのローン商品といえます。

銀行によって違いがあり、必ずしも当てはまるとまで言い切れませんが、ローン取引を開始する際に、銀行との間で「銀行取引約定書」を締結している場合には事業性ローンの融資を受けていると考えて差し支えありません。

逆に銀行取引約定書を締結していないのであれば、消費性ローンを受けているに過ぎないといえます(銀行によっては、事業性ローンでも個人取引の場合には、銀行取引約定書を締結しないケースもあります)。

蛇足ですが、銀行とのローン契約だからといってすべての方に銀行取引約定書の適用があるわけではなく、銀行取引約定書を締結して初めて銀行取引約定書の適用を受けます(ローン契約書に同様の条項が入っている場合が多いのであまり意識する必要はありませんが)。

2.厳しいローンと緩いローン

事業性ローンは、銀行が債務者の事業性を評価したうえで、債務者の財務状況などを点数化し、債務者ごとに融資条件を決定します。

このため、事業性が評価され、財務内容が良好であれば、低い金利かつ多額の融資を受けることができます。

その反面で債務者は銀行から定期的な財務状況の報告を義務付けられるうえに、融資金の資金使途についても比較的厳しい目線で見られます。

一方で、消費性ローンは、端的にいうと銀行が定めた一定の基準を超えるか超えないかのみで融資可否が決定され、基本的に債務者を点数付けしません。

このため、融資の条件は比較的固定的であり、融資金額も限られた金額までとなります。

そして、銀行からの財務状況の報告を求められない場合も多く、資金使途も一応は定められてはいるものの、事業性ローンほどは厳しく管理されていないのが現状です。

3.緩いローン

いわゆるアパートローンは消費性ローンであり、比較的管理が緩かった時期もありますが、ご存知のとおり、多くの問題が発生したため、各行ともローンの入り口審査を厳しくしたり、期中の財務状況の確認を強化するなどの対応がとられています。

アパートローンで融資ができなくなった銀行は、どのような行動をとったのかを見てみると、どうやらアパートローン以外の消費性ローン、例えばカーローンなどの融資金額や融資条件を緩和することで、ローン残高の積み増しを図っているようです。

特に以前にくらべて融資可能は金額がかなり増えており、おそらく銀行の担当者にそれなりの目標を張って融資を増やしていこうとしている銀行が多いように感じます。

4.おわりに

個人的に懸念しているのは、アパートローンや住宅ローンの不正と同様に今度はカーローンなどの消費性ローンが脱法(?)的に流用されるのではないかということです(背景には、グレーな利用のされ方を黙認する銀行員の存在もありそうですが)。

他の目的で受けたローンが例えば不動産購入資金に流用されるようなケースが頻発すれば、またそれは賃貸不動産業への目線がさらに厳しくなるのではないでしょうか。

お金に色はないので、手元の資金で投資をするのか、手元の資金を元手に融資を受けて投資をするのもどちらも真っ当な方法です。

しかしながら、見せかけの手元の資金で融資を引いてその資金で投資をするのは、いわば詐欺であり、真っ当な方法ではないのでご注意いただければと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

(ご質問等あればお気軽にコメントください)。