リフォーム作業をちょっと一休みして、不動産投資について考えると、不動産投資は「投資」と言う文言の通り、投資の側面もあるけど、事業(特に賃貸業)の側面がかなり大きいですね。

 

 このため、不動産投資家と、株式など金融資産を対象に投資する人とを比較すると、タイプがかなり違うなと思います(今更かもしれませんが。)。今回はそうした点を話していきます。

 

金融資産の投資

 株式等の投資であれば、景気が良くなって誰もが儲かると思い始めると、少しずつ、始める人が増えて来て、最後に誰もが儲かることを疑わなくなった時点がピークになっているケースが多いですね。

 

 ちなみに、最後に誰もが疑わなくなった時点と言うのは、

 「今は株価が高すぎる!また以前みたいに暴落するはず!俺は買わんぞ!」と言っている頑固な人が、周囲の上手く行っている様子を見るにつれて迷い出し、最後の最後に周囲の声に屈服して投資を始めたときです(偉大な科学者ニュートンさんの逸話(いくら何でも高過ぎると言って株を売却しながら、後でコッソリと買い戻して大損をして「群衆の狂気は計算できない!」と名言?を吐いた。)は有名です。)。

 

 従って、この手の投資では、どちらかと言うと周囲の声に振り回されない(気にしない)タイプが上手く行くように思います。

 

 「いや大丈夫、私は周りの声を聞きながら慎重にやるから。」と言う人も同類。慎重でも、やれば振り回されているのは同じ。

 

 「あの人は勝ち組」、「アイツは負け組」など格付け好きな人、自分がどう見られているかを気にする人や見栄っ張りな人も、自分を他人との相対的な位置関係で捉えると言う点で、周囲の声に影響されそうです。

 

 こうやって考えて行けば、社会性のある人にとって(だからこそ?)、上手く行くのが難しいかもです。周囲・世間の声に惑わないことがかなり重要なポイントなんですね(だからアーティストのように、いわゆる仕事ができるのとは別のセンスが問われるのかもしれない。)。

 

じゃあ、不動産投資は?

 不動産投資は、上述の投資とはかなり色合いが違いますね。

 

 そもそも不動産って「買いたい!」と思っても、株式投資などのように、直ぐ買える仕組みがない。購入するには、手間もかかるし、お金もかかるけど、とにかく人との関わりも大きい。売却時も同様です。

 

 現在、楽○のような専門サイトに普通に掲載されていますが、掲載を依頼するのは売り手側の不動産屋で、掲載情報をそのまま鵜呑みにすることができないのはご承知の通り。

 

 さらに、最終的には、不動産屋が間に入って売り手と買い手とが相対取引をするので、アレコレと交渉することになる。

 

 そして購入後は賃貸業の始まりです。そこでは、不動産オーナーは賃貸人として、主に賃借人や不動産屋と、他にも建物・部屋に問題があれば修繕業者と、税金関係では税理士と、資金面では銀行とアレコレ付き合いが必要になる。

 

 つくづく、一般の事業要素が強い。会社員であれば、それぞれ業界の慣習の下で、アレコレと交渉するのは当たり前です。そういったキャリアを生かすことができる。株式等の投資とは大分違います。

 

 不動産投資においても周囲の声に振り回されて上手く行かないケースもありますが(これは単に勉強不足かも)、それよりも、事業要素が強いので、周囲の声に耳を傾けて良好な人間関係を作ることの方が大切なような気がします。

 

次回もよろしくお願いします。