DIY参加(築古訳アリ物件)の続きです。イロイロとありながらも、築古物件(木造二階アパート)の作業現場に行けば、自然と、そこで働く業者さん達と雑談しつつ、どこか修繕すべきところを見つけてしまう。

 

 「あっち歪んでないか?」「ここはどうだ?」。まあ、この前の台風の屋根修繕があったからよけいに、気になるのかも・・・。

 

 構造上の話については、専門業者に依頼することになったものの、業者さん達が、こうすればいい、ああすればいいと、思った以上に気にしている。これを聞くに、別の業者が絡む時って、事前に打ち合わせするのって大事だなと思います。

 

 さて補強と言っても程度はさまざま。現場の業者さんは、構造の補強に伴って、歪み部分も矯正してもらえるのではないかと密かに考えていました。

 

 歪みが目立つのは、もちろん二階部分より、地震で荷重が加わった一階部分です。どう考えても、物件の四隅角部の状態が悪い。

 

 

 玄関のドアは開閉できますが、その隣、上側にある窓が全く動かない!

 

 よく見れば、横枠が下方にたわんでいる。これら窓枠を取り外そうと、業者さんもジャッキを使って窓枠を強制的に引き上げてみようと試みてはいますが、あまり効果なし。

 

 もしかして、これらも、グイッと矯正してもらえるのではと期待しています。

 

(窓枠をジャッキで引き上げ試みの画像)

 そして、補強作業を担う工務店の業者Nさんが現場にやって来ました。話を聞くと、とにかく地震での倒壊だけは防ぐ必要があって、この補強は耐震補強用と言う話。

 

 補強業者Nさんが築古物件を調査していきます。こちらも興味があるので、アレコレと聞きながら一緒に廻ります。

 

 結果、補強作業としては、基礎は炭素シートで強化していき、構造上、重要な柱は、必要があればその都度補修(柱の継手とか。)、その後、基礎と柱とを金物でガッチリと固定すると言うもの(この補強金物がとにかく優れモノらしい。)。

 

 ここで業者Yさんが補強業者Nさんに話しかける。「いや、色々な歪みがあって、ほら、あそこの窓枠も歪んでる。それだけで大丈夫?金物はもっと必要じゃあないの?それに、もっと歪みとか一緒に対応して欲しいんですけどね。」

 

 補強業者Nさんの説明としては、この補強金物を物件全体、四隅およびその中央部に複数取り付けることで、地震発生時には、金物同士が互いに引っ張り合いながら支え合うと言うこと。

 

 「耐震補強にはこれで十分ですよ!オーナーもこの案で十分とナットク済です。」

 

 なるほど・・・。

 でも業者Yさんは納得してない顔で「後でもう一回言ってくる。」

 

 業者Yさん、細やかだけど頑固なだけに、なかなか難しそう(._.)。

 

 とにかく補強作業は始まりました。3日間なのであっという間です。1,2日目でその金物を取り付ける基礎部分は炭素シートで強化し、3日目に地震時の荷重に耐え得るガッチリした金物(材質や厚みが別物なのかな。)を基礎と柱とに取り付け、それら金物はこれまた強固なシャフトでつながっている。

 

 

 まあ、その後も業者Yさんは納得がいかないみたいで、「どうなっても知らんぞ!」とメッチャ不機嫌そうでした。難しいですね(こちらのエリアは未だに、こういった作業をする人が足りていない。)。

 

 その後、補強作業をした工務店から送られた黄色の耐震補強証明を見ました。気持ち的に一段落、何となく安心します。

 

次回もよろしくお願いします。