数日前、大型台風の到来に伴って、尋常でない雨が降りました(もちろん、風もかなり強い。)。どうしても気になるのが、DIY参加中の築古物件です。

 

 ちょっと様子をのぞいて見ると、どうも、いつもの業者さん達は昼休憩のようで、ただ知り合いのクロス職人さんが一人、渋い顔をしながら帰る様子。

 

 ああ、やっぱりと思いながら、「こんにちは!やっぱり雨漏り?どの程度?」と聞くと、

 「いやあ、あいつら若いわあ。やり易いところからやっても屋根をしっかりと補修していないとどうしようもない。段取りがなってないよ。」とブツブツ。

 

 「かなり酷い?」と聞けば、

 「天井部分はやり直しや。こんなの、本人の持ち出しになる。そんなこと繰り返していたら、商売、頭打ちになるわな。まあ、そういうこと。」と言って帰っていきました。

 

 その後、一人で、二階の部屋の様子を見に行くと、確かに、新しくクロスを貼った天井の縁側近くに水シミがハッキリと見える。これ全部、やり直しかあ!それに下地作業を見てきた身としては、何とも言えない気分。

 

 しかし、業者Y,Mさんは、屋根部分を何とか修繕したと言っていなかったか?

 

 まあ確かに台風が来るまで雨漏りは無かった。やっぱり台風が強烈だった?

 

 とにかく気になる。誰もいない今がチャンスとばかり、屋根にかかったままの梯子を上ってみました。

 

 見れば、瓦がズレてるような。所々、下地が見えてる。漆喰もかなり剥がれている。確か、もともと去年の災害からだと聞いたけど、土が見えるのは、先日の雨で下地部分から流れ出たせい?

 

 アレコレ屋根の上で考えていると、業者Mさんが屋根にやってきました。

 

 業者M;「ひどいでしょ?内装の下地、やり直しですよ。今朝、業者Yさんと一緒に早くから屋根に登って、瓦のズレを何とかして、今、漆喰の補修ですわ!ほら、まだ、そこら辺の瓦、浮き上がった感じで少しばかりズレてる。」

 

 「それはお疲れ様!でも下地自体、大丈夫なの?」

 

 業者M;「下地、見てみたけど、大丈夫だと思いますよ。とにかく台風の雨風がかなり強烈だから。二階の部屋、まだ入居前で良かったわ。もう人手が足りないから、一人連れてきましたよ。とにかくやれること、精一杯やりますよ!」。

 

 そこに、業者Yさんもヘルメットをして、屋根に登ってきました。

 「お~い、皆、ヘルメット着用な~!」

 「もう降りますよ。」

 

 それから、しばらくあれこれと見て回りましたが、何か不安です。

 

 コレが、築古訳アリ物件の怖さか?購入前の段階で、屋根(その他色々)がダメになっていると分かっていても、修繕したはずがこういった状況になると、台風シーズンもこれからだし、大丈夫かと思います。

 

 オーナーBさんは、購入時、運よくちょうど修繕を安く仕上げてくれそうな業者さんがいて、何とか対応してくれると思って購入したのかもしれない。

 

 ただ台風や地震がある度に、大丈夫と思っていたところが、実は大丈夫じゃあなく、あっちも修繕こっちも修繕。予定もその都度遅れてしまい、結果、コストに跳ね返る。さらに、実はお願いしてた業者さん達で手に負えない修繕箇所が出て来たら・・・。

 

 割安な築古物件(広くは不動産投資)はこの辺りをどこまで考え尽すか、そして始めたらどこまで対応できるのか、それが大切だと改めて思います。本当、欲しい気持ちが先走りして、大切なことを忘れないようにしたいものです。

 

 次回もよろしくお願いします。