こんばんわ、サラリーマン大家のTAKAです。

本日も定点観測の銀行のアパートローンの残高の観点から金融機関のうち、特に銀行(都市銀行、地方銀行、第二地方銀行)の融資の動向を見ていきたいと思います。

今回は2019年5月・6月末の数字です。6月末は四半期末ですね。

1.銀行のアパートローンの残高

過去のコラムでも紹介いたしましたが、全国銀行協会という組織が公表している銀行のアパートローンの残高について、2019年6月末までの数字が公表されているのでその数字から銀行の融資の動向を見ていきたいと思います。

統計は、

都市銀行等(3メガバンク、大手信託銀行等)

地方銀行64行

第二地方銀行39行←地銀と第二地銀の合併があったので1行減少※

の3つに銀行を分類し、それぞれの業態の月末の貸出残高が公表されています。

※わかりやすさのため調整していないので、少し公表数値とずれています。

 

なお、アパートローンに積極的な一部の新興系の銀行は統計に含まれていないようです。

2.アパートローンの残高の分析

それでは(1)都市銀行等、(2)地方銀行、(3)第二地方銀行の残高の推移をみていきたいと思います。

 

(1)都市銀行等

2018年3月末残高

82,552億円(前月比1,980億円 +2.5%)

2018年6月末残高

81,784億円(前月比▲161億円 ▲0.2%)

2018年9月末残高

81,209億円(前月比▲47億円 ▲0.1%)

2018年12月末残高

80,497億円(前月比▲194億円 ▲0.2%)

2019年3月末残高

80,164億円(前月比+90億円 +0.1%)

2019年5月末残高

79,397億円(前月比▲469億円 ▲0.6%)

2019年6月末残高

79,112億円(前月比▲285億円 ▲0.4%)

→ 減少幅がやはり大きくグラフを見ると一目で減少しているのがわかります。

 

(2)地方銀行

2018年3月末残高

116,309億円(前月比+1,026億円 +0.9%)

2018年6月末残高

118,917億円(前月比+402億円 +0.3%)

2018年9月末残高

119,391億円(前月比+690億円 +0.6%)

2018年12月末残高

119,414億円(前月比+157億円 +0.1%)

2019年3月末残高

119,919億円(前月比+588億円 +0.5%)

2019年5月末残高

119,793億円(前月比▲84億円 ▲0.1%)

2019年6月末残高

119,901億円(前月比+108億円 +0.1%)

→ 他の2業態と比べると減少はゆるやか、かつ四半期末である6月末には上昇しました。

 

(3)第二地方銀行

2018年3月末残高

31,053億円(前月比+201億円 +0.7%)

2018年6月末残高

29,025億円(前月比+68億円 +0.2%)

2018年9月末残高

29,463億円(前月比+532億円 +1.3%)

2018年12月末残高

29,439億円(前月比▲24億円 ▲0.1%)

2019年3月末残高

29,427億円(前月比+78億円 +0.3%)

2019年5月末残高

29,371億円(前月比▲40億円 ▲0.1%)

2019年5月末残高

29,336億円(前月比▲35億円 ▲0.1%)

→ こちらもマイナスですが、減少幅は小さめです。

3.まとめ

今月で特徴的なのはやはり地銀がプラスとなったことでしょうか。

いわゆる四半期末のため、融資に積極的だった銀行があることがうかがわれます。

次は、半期末の9月末が注目であり、昨年の数字を見ると地銀、第二地銀ともに大きく数字が増えていることを考えると今年も多少審査が緩む可能性があります。

前回のコラムで書きましたが、少しベースの景気自体が変わってきているので、その変化が銀行の融資姿勢にどう影響を与えるか注目です。

本日も最後まで、お読みいだたきありがとうございました。

(ご質問等あればお気軽にコメントください。)