午前9時東松戸駅

 

武蔵野線から北総線に乗り換える為に

改札口を小走りで抜ける

すでに大幅に遅刻しており

※この時点で楽待コラムニストのosomatsuさんは西白井駅に到着している

焦燥感で胃がギュッとなるのが分かる

北総線のホームに着くと

電光掲示板に”9時7分発 印旗日本医大方面”の表示が

 

少し息を吐いて

もう少しで到着しますとLINEしようとした刹那

 

「…お待ちのお客様にご案内します…ただいま京成高砂駅において急病人の救護を行なっているため電車が大幅に遅れております…」

全身から血の気が引くのが分かった

 

結局

西白井駅に着いたのが9時45分

早朝の快晴が嘘のように

空には黒い雲が立ち込め

改札口をぬけると土砂降りに

osomatsuさんに電話

しどろもどろになりながら到着した旨を伝える

 

「駅着いた?わかった〜いま近くでコーヒー飲んでるから向かうわ、そこで待っとって!」

早朝の車の故障騒ぎから

待てせてしまうこと4時間

※しかも強風と土砂降りの雨で台風のような天気

久しぶりの再会はコーヒーのようにほろ苦いものでした 涙

 

せめて物件までタクシーで行きましょうと

提案するも

1台も通らず 涙

強風に煽られて傘は折れる

横を通った車が水溜まりの泥水を跳ね上げて全身びしょ濡れ

 

それでも

 

あかんなーでもしゃあないなーと

文句ひとつ言わないで

知らない街を一緒に歩いてくれる

osomatsuさんの人間力の高さに

真の不動産投資家とはこうあるべきなんだと

不謹慎ながらも感心してしまう自分がいました

 

結局タクシーはつかまらずに

西白井駅から18分ほど歩いて物件に到着

 

「ここがタカボンのパパさん物件?ふむふむ…なるほど」

折れた傘を差したまま物件の外観を眺める

外壁や屋根、基礎のあたりを特に気にしているように見える

 

ここはまあ…うーん…あかんけどまだいいか…

まるで修行僧のように自問自答しながら

“自分だったら”と

頭の中でリフォームという名の絵を描いているよう

 

ふと気づくと

さきほどまで2人を濡らしていた

真夏の通り雨は止み

雲の隙間から陽の光が差し込んできました

 

つづく