こんばんわ、サラリーマン大家のTAKAです。

ラグビー日本代表は負けてしまいましたね。前半は頑張っていましたが、後半は力の差がでたようです。

散りゆくさくらのまた美しきことか。

本日は、さくらつながりで、日本銀行から公表された地域経済報告、通称さくらレポートについてコラムに書いていきたいと思います。

1.日本銀行によるレポート

日本銀行は中央銀行として政府の銀行としての役割を果たすだけでなく、円の決済機能において重要な役割を担ったり、金融政策により物価の安定を図るなどさまざまな役割を担っています。

これらの役割に加え、さまざまな経済レポートを発行しており、本日紹介する通称さくらレポートは、地域別の経済情勢などを各地域の日本銀行支店が報告するかたちでレポートにまとめられています。

このレポートのなかでは、各地域の賃貸不動産(貸家)の動向をとりあげたいと思います。

 

2.各地域の状況抜粋(さくらレポ―トより)

 

・貸家の着工は、金融機関の融資審査の厳格化に加え、建築費の高騰により減少傾向にある。その一方で、採算性を考慮し、既存入居者のいる中古物件を取得して賃貸事業に取り組む先が増加している(釧路)

 

・金融機関のアパートローンの貸出スタンスが慎重化していることから貸家の着工戸数は減少している(仙台<福島>)。

 

・貸家では、工場などで勤務する外国人労働者の入居を見込んだ着工が引き続きみられている(金沢)。

 

・不動産業者に対する金融機関の貸出態度が慎重化しており、貸家の着工は低調。節税・資産運用目的の需要も弱く、先行きも持ち直しは期待できない(新潟)。

 

・貸家の着工は、相続税対策需要が一巡したこともあり、低調(静岡)。

・貸家の着工は、相続税の節税対応や資産運用手段としての需要が一巡したことのほか、金融機関の貸出スタンスの慎重化から、弱めの動きを続けている(大阪<京都、神戸>)。

 

・貸家は、相続税対策案件の一巡や供給過剰感に加えて、消費増税をにらんだ駆け込み需要の反動減もあり、減少傾向が続いている(広島)。

 

・貸家の着工は、建築コストの上昇に伴う投資利回りの低下や金融機関の貸出スタンスの慎重化を背景に、徐々に弱含んでいる(熊本<鹿児島、那覇>)。

 

3.私見

今回は10月のレポートであり比較的最近の状況が反映されています。このレポートは、統計情報のほか、地場の業者へのヒアリングの結果なども反映しているので、それなりに各地域の雰囲気が出やすいといえます。そのような中で各地域とも、状況がかなり弱含んでいるのがはっきり見てとれるのではないでしょうか。

また、上記とは別にこのレポートでは各地域の景気の動向予想の指数(DI)も掲載されていましたが、この先かなりこの指数の悪化が予想されています。

融資の動向に注意を払うだけでなく、不動産関連で何等かの業者とお付き合いする際に、その業者の倒産リスクも意識するような環境が迫ってきているのではないかと思われるので少し注意が必要だと思われます。

業者のちょっとした変化にも注意を払いましょう。

本日も最後まで、お読みいだたきありがとうございました。

(ご質問等あればお気軽にコメントください。)