こんばんわ、サラリーマン大家のTAKAです。

年明け10日目にして今年1発目のコラムです。2020年は良い年にしたいものですね。

そんな気持ちとは逆に本日は企業倒産のお話です。

1.中小企業等の倒産の増加傾向

本日の日経朝刊に記事がでていましたが、某信用調査会社の調査によれば、中小企業の倒産件数は増加傾向にあり、特に不動産業については、4か月連続で前年同月比で、件数が増加しているということでした。

個人的な実感としても、どんどん新しい不動産会社の広告などがでてきた少し前に比べると広告はかなり減少しており、また実際に倒産したという話も直近でもいくつか聞いた記憶があります。

(楽待の不動産セミナーの案内を除いても、広告の減少はあきらかですね)

2.さまざまなコストの増加

最近、特に飲食や介護などのいわゆる「きつい」仕事には人が集まらないというニュースを見るとわかるように、一部の業種では人材獲得に相当苦労しているようです(都心のコンビニではすっかり日本人を見なくなりました)。

人材が集まらない場合には、賃金を上げて、何とか人を集めなければならないので当然コスト増加につながります。

そして、小麦粉から建材まで多くの原材料の価格の上昇によるコストの増加が起こっています。

さまざまなコストが増加しているものの、実質的な賃金が上がっているわけではない現状ではコストを製品等の価格に転嫁するのが難しいのが現状です。

3.企業が倒産する原因

企業は赤字が続くと倒産すると思われているかもしれませんが、赤字が続き企業が倒産するというのは必ずしも正しくありません。

赤字や黒字にかかわらず、実際に使える現金がなくなる(資金がショートする)ことにより企業は倒産します。

わりと羽振りのよかった企業であっても、何かの拍子でお金が足りなくなると意外にコロッといってしまいます。

お金の回りが悪くなってきた際の企業の変化(やたら費用の前払いを要求してくる、オフィスにいくと段々人が減ってくる、賃料の安い地域にオフィスが移転した、以前は社長に気軽に会えたが、めっきり社長の姿が見えなくなったなど)が、自分がお付き合いする企業(不動産の管理を委託している管理会社、修繕を依頼している工務店など)に表れてきたら要注意です。

4.おわりに

お金がまわっているかどうかということは、貸借対照表や損益計算書からはなかなか見えにくいものです。お金を貸すプロである銀行もちょくちょく見誤ります。

逆に、「3.」で書いたような決算にはすぐに表れない微妙な変化からの方が、気づきやすいのではないかと思います。

お金の回りはどうかな?ということが少しでもあれば、ちょっとした変化にもアンテナが立つので、新年のはじめに心の片隅に留めておいてください。

本日も最後まで、お読みいだたきありがとうございました。

(今回のコラムについて、ご質問等があればお気軽にコメントください。)