こんばんわ、サラリーマン大家のTAKAです。

本日は、定点観測の銀行のアパートローンの残高の観点から金融機関のうち、特に銀行(都市銀行、地方銀行、第二地方銀行)の融資の動向ついて見ていきたいと思います。

今回は、銀行は2019年11月末の数字です。

1.銀行のアパートローンの残高

過去のコラムでも紹介いたしましたが、全国銀行協会という組織が公表している銀行のアパートローンの残高について、2019年11月末までの数字が公表されているのでその数字から銀行の融資の動向を見ていきたいと思います。

統計は、

都市銀行等(3メガバンク、大手信託銀行等)

地方銀行64行

第二地方銀行39行←地銀と第二地銀の合併があったので1行減少※

の3つに銀行を分類し、それぞれの業態の月末の貸出残高が公表されています。

※わかりやすさのため調整していないので、少し公表数値とずれています。

 

なお、アパートローンに積極的な一部の新興系の銀行は統計に含まれていないようです。

2.アパートローンの残高の分析

それでは(1)都市銀行等、(2)地方銀行、(3)第二地方銀行の残高の推移をみていきたいと思います。

(1)都市銀行等

2018年3月末残高

82,552億円(前月比1,980億円 +2.5%)

2018年6月末残高

81,784億円(前月比▲161億円 ▲0.2%)

2018年9月末残高

81,209億円(前月比▲47億円 ▲0.1%)

2018年12月末残高

80,497億円(前月比▲194億円 ▲0.2%)

2019年3月末残高

80,164億円(前月比+90億円 +0.1%)

2019年6月末残高

79,112億円(前月比▲285億円 ▲0.4%)

2019年9月末残高

78,273億円(前月比▲232億円 ▲0.3%)

2019年10月末残高

78,052億円(前月比▲221億円 ▲0.3%)

2019年11月末残高

77,876億円(前月比▲176億円 ▲0.2%)

→ 11月末も引き続きの減少。やや減少幅は小さめ。

 

(2)地方銀行

2018年3月末残高

116,309億円(前月比+1,026億円 +0.9%)

2018年6月末残高

118,917億円(前月比+402億円 +0.3%)

2018年9月末残高

119,391億円(前月比+690億円 +0.6%)

2018年12月末残高

119,414億円(前月比+157億円 +0.1%)

2019年3月末残高

119,919億円(前月比+588億円 +0.5%)

2019年6月末残高

119,901億円(前月比+108億円 +0.1%)

2019年9月末残高

119,939億円(前月比+134億円 +0.1%)

2019年10月末残高

119,766億円(前月比▲173億円 ▲0.1%)

2019年11月末残高

120,137億円(前月比+371億円 +0.3%)

→ 久ぶりの大きめの増加。昨年の3月末以降で最大の増加幅。

 

(3)第二地方銀行

2018年3月末残高

31,053億円(前月比+201億円 +0.7%)

2018年6月末残高

29,025億円(前月比+68億円 +0.2%)

2018年9月末残高

29,463億円(前月比+532億円 +1.3%)

2018年12月末残高

29,439億円(前月比▲24億円 ▲0.1%)

2019年3月末残高

29,427億円(前月比+78億円 +0.3%)

2019年6月末残高

29,336億円(前月比▲35億円 ▲0.1%)

2019年9月末残高

29,094億円(前月比▲38億円 ▲0.1%)

2019年10月末残高

29,045億円(前月比▲49億円 ▲0.2%)

2019年11月末残高

29,011億円(前月比▲34億円 ▲0.1%)

→ 第二地銀については大きな変化はなし。

 

3.まとめ

婿さんをはじめ何人かのコラムニストの方が、物件についての潮目の変化の兆しについて言及していますが、アパートローンについては兆しといえる変化はないようです。

地銀の残高が少し多かった点は若干気になるもののこれが続くのか一過性の要因なのかは少し様子を見る必要がありそうです。

融資についての物件の収益性の評価や担保評価が大きく変わらないとすれば、物件価格が下がれば、融資を組みやすくなることが予想されるので、引き続き様子を見ていく必要がありそうです。

本日も最後まで、お読みいだたきありがとうございました。

(今回のコラムについて、ご質問等があればお気軽にコメントください。)