みなさんこんにちは。

 

コロナ被害の拡大をひしひしと感じます。

お客さんに来てもらう系の業種は大きな被害にあるようで、4月に入ってからちらほらお客様の中にも閉鎖、時間差出勤などの対応や、支払いが停止するかもしれないという連絡などが入ってきています。

 

そして今朝親から一本の電話がありました。

 

飲食店の破綻

 

実は父の友人で大阪の中心部でフランス料理店を経営するオーナーがいるのですが、その方が今月いっぱいで店を閉めるとの連絡が入りました。

以前は高級フランス店だったのですが、ここ20年ほどはパーティスペースとして主に結婚式の二次会や貸し切りのイベント利用などのお客様ばかりを相手にしていました。

もしかしたら高級フランス店のままならやっていけたのかもしれないな・・・と思いましたが、もうどうにもならなくなったとのことでした。

 

パーティスペースですから、当然店は大変広く、建物の中で複数個所を借りており、家賃が非常に高くて払えなくなったということでした。

月々の経費が300万ほどで、お客さんが来ないし、予約は全部キャンセルになっているそうです。

退去する場合は違約金を払い、店舗の改装もしなくてはならないとのことでどうすればいいのか途方にくれているそうです。

 

オーナーに交渉するも・・・

その建物は某大手電力会社が所有しているビルなのですが、管理会社が入っており、管理会社から直接交渉は断られたとのこと。

事情が事情なので、「違約金をなしにしてくれないか」と交渉したそうですが、「大変なのはお宅だけじゃないんだから」と突っぱねられたそうです。

店舗改装と違約金で2000万ほどかかりそうだとのこと。

コロナ融資を受けたところで、店を閉めてしまえば返済のあてもないので、借りることもできない。次に店を再開するとしてももうこの規模の店舗は無理だろうな・・・とのことでした。

父の友人なので70代後半のはずですが、この年齢ではお金も借りれないのではないか、自己破産するしかないのかな・・・と母に連絡があったとのことでした。

 

私の持っている物件では店舗物件はありませんが、倉庫になりそうな場所があるのでそこを借りれないかとの相談でした。

お店を改装する力もないので、店は居抜き物件として借り手を探すようでそのままにすることになっているらしいのですが、絵画などの一部の物を出したいとのこと。

私の物件の倉庫は、もともと貯水槽があった場所で鉄格子がついており雨風が入り込むので使っても良いけどちょっと厳しいかなと。

 

70代などになって、自己破産・・・。

自宅等もなくなってしまうのでしょうか。人生の終盤になってこんなことが起きるとは・・・。

そんな人生の結末ってあるかな・・・なんてことだろう・・・。

 

商業ビルオーナーの苦悩

 

借り手側から見ると困っているのに・・・という気持ちになりますが、

貸し手側からしても大変な事態にかわりありません。

知人が借りているビルは大阪の新地エリアです。あのあたりは飲食店ばっかりですし、知人の店でなくても多くの店がお客さんが来なくなって大変なことになっているのは容易に想像がつきます。

知人が借りているビルは、全部飲食店が入っているビルだったと思われ、そこの店全体が家賃が払えないなんて言われたら・・・。

いくら国から「大家は家賃を猶予せよ」なんて言われても、できない現実があります。

そして融資をしてあげるといわれても、返済できる見込みが立たなければ借りても待っているのは倒産ではないでしょうか。

債務超過に陥ることもありえます。

 

経営者としてできることはあるか

私の事業自体はまだコロナの影響はあまりなく、昨年に6名も社員が辞めたことで人も不足しています。求人しても来ない状況は昨年から継続していますので、まだこの状況でも求人を継続している状態です。

 

この先に何が起きるかの予測をし

自分の社員の生活や雇用を守ることも考えています。

正社員は3名しかいないので何か起きても何とかできるほどの人数なのは有難いです・・・・。

 

そして、まだ大丈夫とは言えども緊急事態宣言がおきて、アルバイトやパートの出勤が不要になった時に、その人達の賃金はどうするか、賃金の保証はされるのかなどの問い合わせもちらほらあります。

60数名は実際に出勤した日の賃金しか払っていないので、当然出社日数が減れば給与も減ってしまいます。

その人達から賃金を保証しろと言われると・・・さすがにキツイなと。

 

最悪のケースはお客さんが1か月閉鎖になるので、1か月仕事を止めて翌月から復帰してほしいといわれた場合でしょうか。

1か月経過後にまた再開といわれても、従業員を待機させなければなりませんし、辞めてもらうわけにもいかないですし、そうなると待機中の賃金の問題も発生します。

 

賃貸大家としても、経営者としても、もやっと不安です。

 

皆さんがコロナの影響を受けないことを心から祈っています。