不動産投資を諦める理由No.1
不動産投資を始めるにあたって一番大きな壁は銀行からの融資ではないでしょうか?
僕もいろいろな投資家から相談を受けていますが、間違いなく物件購入を断念する理由No.1です。僕自身もこの物件に融資さえつけばと悔しい思いを何回もしてきました。
また、いくつかの銀行に融資の依頼をしたが、それが通らなくて、不動産投資自体をあきらめてしまった人も何人も見てきました。
不動産投資で人生が変わった僕からしてみれば、何回か銀行に断られたくらいで不動産投資を諦めてしまうのは非常にもったいない事です。
逆に言えば誰にでも融資が通らないおかげで、参入障壁が高く、良い物件が取得できるというメリットもあります。
そんな「今まで融資がおりなかった人」に朗報があります。
銀行は年に2回だけ、融資の審査がおりやすくなる時期があるのです。
融資の審査が下りやすくなる時期
ご存知の方も多いかもしれませんが、銀行には各年度ごとに達成しなければいけない融資目標があります。そしてその締め切りが決算期です。
日本の銀行の多くの銀行は3月期決算です。
つまり、3月は融資目標が達成してない融資担当者にとってはラストスパートの時期で彼らはこの時期、数字が欲しくて欲しくてしょうがありません。
こんな時に物件を持ちこめば、普段は
「融資エリア外です」
と断られるようなエリアの物件や、
「収益還元では評価が出るが、積算評価が少なく融資金額が伸びにくい物件」
でも、数字欲しさにがんばって融資を通してくれたり、融資金額を増やしてくれる場合があります。
また、物件だけではなく
「属性として年収が銀行の基準に足りてない場合」でも、
この時期だけはそのハードルが低くなる場合があります。
もちろん銀行によっては、いつでも基準は変わらないところはあると思いますが、いくつかの銀行で実際にこのようなケースを何回も見て来たので間違いないと思います。
なので、今までに諦めた物件や、属性が足りなくて断られた場合でも
3月にもう一度トライすれば
融資が通るかもしれません。
なんだ、半年後かと思った皆さん
ここで今諦めてはいけません。
実は銀行には中間決算と言うものがあります。
年度は4月から始まって3月に決算ですが、その中間と言えば
そうです9月がまさに中間決算の時期なのです。
実際に僕自身も懇意にしている業者さんから
「9月中に決済なら融資が通ります」
と言って舞い込んで来た案件がいくつかあります。
これらの物件は収益性はとてもあるのに、エリアが普段は銀行の対象外の地域にある物件です。
9月もそろそろ半ばにさしかかりましたが、急げばまだ間に合うかもしれませんよ!!
いつ融資を通すの?「今でしょ!!」(なんかもう古くさくて使うの恥ずかしいですが(笑))
今回のコラムのポイント
銀行の決算期である3月と中間決算の9月は融資基準が緩み、普段は通らないような物件や属性の人でも融資が通る場合がある。
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