前回の反省

前回のコラム「大槻班長への売り込み作戦」では、退職するだけにとどまらず、直属上司へ売り込みをしようという大津カイジの真骨頂を見せれたと思います。

 

しかし、真面目に考えますと、かわらさんがおっしゃる通りで子育てが終わり、金銭的にも余裕があり、現職にも満足しているであろう大槻班長が不動産投資を始める動機は皆無だろうなという気がしています。

ただコラム的にも上司が投資家デビューしたら面白いとは思いつつ、現実的には難しいです。ただマジな話プロパンガス切り替えはやりたいw

また実務的にも、興味がない方に売り込むのは労力が掛かるのでメリットが薄いです。

不動産投資に興味がある方は私の周りには多くいます。なんとまだ独立していないのに、Twitterなどで独立したらぜひ物件紹介お願いしますみたいな連絡もボチボチ来てたりします。

一から興味がない方に説明して売るよりも買いたい層に、売れる物件を見つけてくる方がいいのかなという気がしています。

もしわざわざ興味がない人を労力を掛けて説得して売るとなると、ワンルームマンションとか買っても儲からないけど利幅が大きい商材を売ることになる気がしています。(なおワンルームでもなんでも売れるなら売りたいのが本音ですが、今までのキャラ的にやりにくいです汗)。

 

では本題に入ります。

最近コロナ感染が拡大しております。

また緊急事態宣言を出す出さない、Go Toキャンペーンの是非などで喧々諤々となっております。

ポジションによって意見が異なるのでと感じており、ポジショントークを考えたいということでコラムにしたいと思います。とりあえず時流に乗りたいのです!

 

コロナへのスタンスの違い

コロナでは大きく2つのスタンスがあると感じています。

「自粛」「経済」かです。

それぞれの主張も理解出来る部分はあるのかなと思いますが、主張する人の傾向があると思います。

 

自粛派の傾向として、

感染すると重症化のリスクが高い高年齢層や小さい子供を抱える主婦層を中心でかつ、経済活動をしていない、またはしていてもコロナによる影響が軽微な仕事をしている方が多いと感じています。

 

また経済優先派の傾向として、

感染しても重症化のリスクが低い若年層、コロナにより収入に影響がある仕事をしている方などが多いと感じております。

 

当然、年金暮らしの高齢者でも経済優先の方、飲食店経営者でも自粛すべきと考えている方などもいるとは思いますが、あくまでその傾向があるということです。

 

私が感じるのはそれぞれが自分の状況に都合がいいことを主張するもんだと思います。

コロナの例に出しましたが、不動産投資でも同じ傾向があります。

 

なお私のコロナへのスタンスは

〇は△より重いです。

〇と△にはどちらかに「金」または「命」が入ります。

炎上すると困るので書きませんが、私のポジションから想像してください。

 

不動産投資のポジショントーク

不動産投資におけるポジショントークというと一般的にイメージするのは悪意があるポジショントークがあると思います。

例えば不動産投資物件販売会社は、自社が得意な物件をごり押しするために都合がいいことを言います。

具体例を出すと都市部の女性専用シェアハウスの販売会社だと、地方の投資は危険・狭くても家賃が安い層が増えている・いまシェアハウスが流行っている・銀行と提携しているので安心・35年間家賃保証があるというような都合がいいことを伝えます。

上記はあながち誤りでもなかったりしますが、少しわかる人が聞けば気付きます。

初心者のために参考までに私が記載すると

・地方の投資は危険

⇒場所次第、都内でも決まらないところは厳しい。特にシェアハウスは求められる立地条件は高く、そのシェアハウスは都内でも決まらないエリアが多い。そのため地方の良い立地よりも賃貸経営は難しい。

 

・狭くても家賃が安い層が増えている

⇒立地がよければいるが、狭いと客付け難易度は上がる。

 

・いまシェアハウスが流行っている

⇒共用部が充実しているなどシェアハウスならではのコミュニティを重視したものが人気であり、家賃だけで訴求するのは大変。

※そのシェアハウスは収益性を高めるために共用部はない。

※いまはコロナの影響?でカイジハウスは苦戦中泣(あべし寸前)

 

・銀行と提携

⇒銀行もグルになって書類改ざん。

 

・35年間家賃保証

⇒倒産してバックレればOK。そもそも無理な家賃で販売価格を釣り上げてトンズラをかます。

 

といった具合です。

 

上記は悪意のポジショントークです。

個人的には末端の営業マンは不動産の素人ですので、からくりに気付ずに営業していた方も多い気がしています。

 

ただ、楽待コラムを日頃からご愛読いただいている方は悪意のポジショントークに引っかかる方は少ないと感じております。

しかし、善意のポジショントークは横行しているのではと感じています。

 

善意のポジショントークとは

私は楽待コラムという日本でもっとも編集部の方々が大変素晴らしい場所で情報発信をしております。(詳しく書くと監視されているので身が危ない)

楽待でも色々なスタンスの方がいます。

例えば、都内新築での不動産投資をされている方がコラムで築古戸建は儲からないシミュレーションとして、

「500万円の地方築古戸建。表面利回り22.2%、空室・経費率35%、10年後に更地にしてその年の家賃収入分の解体費用を計上しながらタダで土地を引き取ってもらう」

ということを紹介されていました。

伝えたいメッセージとして出口まで考えないと成功しないよということでそのことには同意です。

しかし、10年後に解体して無料で引き渡さないと処分出来ない戸建を500万で買う奴いるのかという読者様からのご意見もありました(私も同じ考えです)。

 

我々楽待コラムニストはコラムの報酬で生活していますが、報酬だけではなく、やはり自分の手法が認めて欲しいという承認欲求が誰でもあると勝手に思っています。

また我々のような情報発信をしている人以外でも、大家の集まりなどでのお会いする方でも自分のやり方に自信を持っており、その経験をもとに発言することが多いと感じています。

自分のやり方をもとにした金銭を目的としない発言にも善意のポジショントークが多分に含まれていると感じています。

それをそのまま鵜呑みするのは危険です。

 

善意のポジショントークは悪なのか

私は悪いとは思っていません。

当然その方の経験をもとにした発言ですので、一理あるということは多いと思います。

 

しかし、大概の場合、自身がやっていない種類の投資には否定的、自分がメインでやっている投資には肯定的にいきすぎるところがあり、そういうポジショントークを考慮して楽待コラムを読んだり、先輩大家さんのお話を伺うのが望ましい姿勢だと思います。

また自分のやりたいことと反対意見を持っている方の意見を聞き、なぜ反対意見をもっているのかを把握しておくのも大事です。

少し付け加えると、ポジションというのは単純ではないです。

例えば、私がやっている「戸建投資」といっても、価格・エリア・築年数・融資戦略など狙っているスタンスがコラムニスト同士でも結構違います。

コラムを読む際は、その方のポジションをきちんと把握するとさらに面白く読めるかなと思います。

 

まとめ

今回はポジショントークについてコラムにしました。

基本的に人間の習性として、自分にとって都合がいいことを言うものです。特にコロナなどの事態になると、本能がむき出しになります。

そこを理解した上で、自分で判断することが必須だと思います。

 

私はまもなく、サラリーマンを卒業しますが、

 

「サラリーマンは早く辞めて独立しないとダメだ」

 

と無責任な善意のポジショントーク出来るよう頑張りたいです。