『大変お待たせしました!

やっと(融資審査の)結果が出ました!

今回の物件ですが、近隣の家賃相場や取引事例などを鑑みて、(融資金額は)300万円の(期間は)15年と出ましたが…ちなみに…物件のほうはどうなりましたか?』

買付けが流れた翌日

東京ベイ信用金庫から融資内諾(貸してあげるよー)の連絡が入った

このタイミングで融資が通るとは…見えない何かに弄ばれている気がした

 

どうする?どうする俺⁉︎

もう1度不動産屋さんに“遅くなりましたが融資が通りましたー”と連絡するか⁉︎

いやいや

ちょっと待て…焦るな

 

まだ大事なことを聞いてない

『ちなみに…金利はどのくらいでしょうか?』

 

ちょっと待って下さいね

電話ごしに電卓をパチパチと叩く音が聞こえる

 

『うーん…保証料も込みの金利になるのですが…3…3.75%ですね。

すこし高いかと思われますが…先ほど申し上げた通り保証料も含まれていますし、こちらの保証会社(某セゾンファンデックス)は本当に良く対応してくれるので、当行ではいつもお世話になっている保証会社ですよ。』

 

会話を続けながら頭の中で条件を整理する

 

①不動産担保ローン

②金額は300万円

③金利は3.75%

④期間は15年

⑤元利金等返済で月々およそ2.2万円

 

条件云々の話はともかく

融資を受けることが出来た

去年は相談を持ちかけた金融機関にことごとく断られていた

 

日本政策金融公庫さんには”今やるべきではない”と門前払いされ

千葉銀行には1時間以上も事業計画を説明した結果、カードローンのご利用を勧めていただき

朝日信用金庫さんには融資金額100万円、金利18%で如何でしょうかと提案をして貰った

 

今回の結果は

不動産投資の世界では小さな話だけれど

私にとっては大きな一歩

 

とはいえ

希望額には至らなかったが

融資を受けることが可能になったものの

昨日の時点で不動産屋さんにはお断りされている

 

“物件のほうはどうなりましたか?”と聞かれて

“ダメでしたー”とは即答出来ず…

 

『ととと取り急ぎ、不動産屋さんに確認してご連絡差し上げます。融資担当のトミーさん(仮名)…お忙しいところ、こんな小さな案件を通していただき…本当にありがとうございます!』

こんな時はどげんしたらいいのか分からないまま

サラリーマンの苦悩と葛藤を覆い隠すように日は暮れてゆく

 

つづく