みなさんこんにちは。

 

本日は身近なところで大変なことになってしまっている事例を紹介します。

うちで働いているアルバイトの女性なんですが、御年74歳。

先月旦那さんを亡くされました。

 

大変働き者の女性で、うちでもう10年以上働いてくれています。

朝6時から平日は毎日2時間働き、その後ホテルの皿洗いの仕事をしていました。

 

コロナの影響で勤務されているホテルの皿洗いの仕事の出社日数が減らされ、ついに月7日ほどしか出社できなくなってしまいました。旦那さんが亡くなり、仕事も減っているので家賃が払えないので他にもっと働ける所をさがしたいので、うちで働いている作業時間の変更を希望したい旨の連絡がありました。

 

ところでコロナの影響で仕事が減ったのであれば家賃は補助されるのではないかと思い、家賃補助のことを教えてあげたのですが・・・。

 

なんと借地の上に家を建てており、毎月借地代を支払っているそうです

ご本人も家賃補助の件を知っており、区役所に相談に行ったそうですが、借地代は家賃とは認められないため補助金対象外だというのです。

困り果てて、私の会社に電話をしてきたのでした。

流石に私も自分の会社の仕事の穴をあけるわけにいかないので、自社ビルの清掃に6時~8時のあと、さらに毎日2時間来てもらうことにし、なんとか留まってもらうことにしました。

 

昔は借地の戸建が多かった?

以前は家が欲しいけど、土地と家とをまとめて買えない人の間で借地権付きの土地の上に新築戸建てを建てるというのが主流だったころがあるそうです。(土地値バブルの頃かも・・・)

私の祖父も当時借地の上に家を建てたそうですが、今から30年ほど前に土地の持ち主から土地を安く売ってもらい土地と建物を両方所有するに至ったのだとか。

聞く限り、借地の上に新築の自宅を建て、最終的には借地を買って土地と建物を自分のものにしているという人は多いようですが、何らかの都合で、土地が売買されず借地のまま次世代へ引き継がれてしまったり、借地を売ってもらえなかった方もいらっしゃるのかな・・・と思いました。

家賃というくらいですから、おそらく5万程度なのではと思っているのですが、年金暮らしの高齢女性にとっては大きな負担になるでしょう。

しかも、借金と違って夫が亡くなった後の生命保険などで借地を買い取れる保証もありません。

じゃぁ、土地を返すといっても更地にするか、建物をおいていかなくちゃなりません。

かといって74歳にもなってしまったら、賃貸の部屋を借りるのも一苦労です。

娘や息子さんの暮らす家に今更転がり込めるでしょうか・・・。

そんなことを考えると、借地のマイホームは考え物だなと改めて思った次第です。

 

じゃぁ住宅ローンは安全なのか?

生命保険に加入して住宅ローンを組んだ場合の末路についても書きます。

自分が死んだあとは家が家族に残るから安心と、70歳ぐらいまで住宅ローンを払い続けて暮らしていた私の親戚の話です(;^ω^)

一番の問題は、ボーナス返済があるということでした。

時はバブルの頃、金利も4%代で住宅ローン。バブルの最高値の時に買ってしまい、今は残債より価値がなくなってしまっていました。

聞く話によれば78歳くらいまで払わないといけないことになっていました。

さらに、当時はサラリーマン。ボーナスも結構あったようでボーナス払いの設定は結構な額を設定していたようです。

その後、親戚は退職し父親の会社を継ぎましたが、普通のサラリーマンがいきなり社長になったので弾けてしまったようです。

考え無しに使ってしまって、当然ボーナス払いにはお金がなく会社のお金をとりあえず突っ込んで住宅ローンの返済をしていました。

大阪でも雑誌に載るくらいのとある物の有名店だったのですが、仕入れのためのお金を自分の住宅ローンや借金の返済に使い込んでしまい仕入れのためのお金がなくなり経営破綻寸前に。

従業員の首も切り、最終家族で切り盛りしていましたが

最後は、店をたたむことになりました。

その頃には72歳くらい。

元々お店は無借金経営でしたが、私が知ったころにはお店は数百万の借金。自宅のローンのボーナス払いができずに、兄弟にお金を借りに来るような状態になっていました。(まだぜんぜん立て直せる状態ですが周囲の言うことに耳を傾ける人ではありませんでした)

 

本当だと、もっと早くに融資の返済の相談をすべきだったのですが、70歳も超えていると今更融資のまき直しや返済方法の相談には応じてもらえません

「あと5年早く相談してくれたら・・・」と銀行に言われたそうです。

息子さんの名義でなら借換をしても良い・・・とのことでしたが、当然嫌がる息子。・・いえ、息子さんも店で働いていましたが給料をもらえる状態になく信用力の問題で融資はできないと。

 

そこで、家族ゲンカになりました。

親戚は、自分の家族にその家を残してあげたかったようなのですが、家族はそれを望んでいませんでした。

「そんな借金の返済が大変なのなら、借家でいいじゃないか。売って楽になろうよ!」と話合い家を売ることにしたのですが、バブルの最高値で購入していたため、売却しても借金が残ってしまうことがわかりました。

もうどうにもなりません。

「いっそ死んでくれたらいいのに・・・!」なんて奥さんから面と向かって言われた時のショックはいかほどでしょうか・・・。

ストレスのせいか脳梗塞で倒れた親戚は、そのまま意識不明になり入院したまま未だ意識が戻りません。

最終自己破産することになってしまって

「今は年金が必要だから生きててもらわないと・・・」と奥さん。

・・・他人事ながら胸が痛いです・・・。

自己破産する時に会社と個人の分の弁護士費用を出したので、一部始終知っています・・。

不動産は息が長い、早めの対応を

借地も、住宅ローンも自分が死ぬときまで持っていてはいけないと思いました。

加えて、私は上記の親戚の出来事から融資の返済期間を満了まで持つことは一切考えていません。

借地もいつか地主さんが売ってくれるだろう、なんて考えでいると残された奥さんが大変な思いをすることになるかもしれません。

 

不動産投資とはちょっと違うのですが、マイホームや住宅ローンについて、是非どうのようにするのか死ぬまでに配偶者と話し合って考えておいてください。

みなさんが配偶者から「いっそ死んでくれたらいいのに!」などと言われませんように祈っています。