暫定開業したクールジャパンフォレストの武蔵野ミュージアム。隈研吾設計で東所沢の名所が増え、かつ角川人口も増えるので、早速隣接するレオパレスを調査してきました。笑
暫くコラムから遠ざかっていました。長らく続いた猛暑も一段落しましたので、このところのコロナの影響について報告したいと思います。少なからず影響があるのでコロナ関連の融資も受けることが出来たのは、有難いことだと思っています。事業規模は105室、月約500万円です。
コロナ関連キャンセル3件
① 3月頃、2DKにベトナムからの自動車整備工場の職業訓練性の申込がありました。が、4月になって入国制限がかかり、いつまでも部屋をキープできないということでキャンセルになりました。
② 4月から工場に就職するということで、1Kに申込が入りましたがコロナ関連で内定が取消しとなり、キャンセル。
③ 4月頃、ネパールからの申込が入りましたが、入国制限がかかりキャンセル。
コロナ関連解約2件
① 4月から東京で働く予定で2DKを借りて頂いたのですが、荷物を入れたものの、東京がコロナ汚染されているということで上京を控えることとなり、6月末で解約となりました。
② 女子大に進学するということで、3月に1Kを借りて頂き荷物を入れたのですが、大学がリモート授業の形態を取り続けつい最近来年の3月までリモートを継続すると決定しました。住まないのに借りているのもどうかということで、9月末で解約となりました。 今後、同様の解約があるかも知れません。
コロナ関連家賃の減額2件
① 25室一括貸しのシェアハウスが入居率の悪化に伴い、4月に5%強(3万円)の値下げ要求があり、事情が理解できるので了承しました。5月に更に5%強の値下げ要求があり、シェアハウス全般の入居率が急落していることからこれも了承しました。来年3月までの減額です。
② 30室一括貸しの福祉施設が6月頃に家賃の減額要求があり、コロナ関連かどうかは微妙な感じではありましたが、7月から1割弱の家賃減額(10万円)を了承しました。こちらは今年末までの減額です。
入居率、売上への影響
昨年まで5年連続98%台の入居率を維持してきましたが、今年は96%台を維持できるかどうか微妙なところです。盆明けから例年通りの活発な動きがあり入居が続いていますが、この調子だと何とか96%台は維持できそうな感じです。(約半分の部屋は一括貸しなので、入居率は5年連続97%、今年は93%台か?と表現した方がよいかも知れません)
売上については月次試算表によると前年比で、売上の12%を占める太陽光やアンテナ収入も含め、
5月 13%減、
6月 5%減
7月 14%減
と3ケ月平均で、11%減と少なからず影響を受けています。今後については、シェアハウス運営業者さんが更なる減額を要求してくることも十分あり得ます。業界トップの業者さんなどは一律3割の減額というような話もありますので要注意です。
まとめ
この半年のコロナ関連の影響は以上のとおりですが、住居系が中心なので左程大きな影響は受けていないとも言えます。キャンセルや解約はその気になって努力すれば埋められるのですが、家賃減額については努力の範疇外なので何とも致し方がありません。今後も予断を許しませんが、何となく山を越えた感があるのは確かです。賃貸業にとっては、リーマンショックや東日本大震災を超えるコロナショックであることには変わりはありません。
最後まで読んで頂いて、誠に有難うございます。^^)
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