日本の将来を考えた時、頭を過るのは「日本がアルゼンチンタンゴを踊る日」というセンセーショナルな煽りです。日本は住みやすい国だし、安全、清潔で住むには最高の国と思って住んでいます。しかし、何事もリスクを分散するというのは大切なことなので、6年前位に海外投資を真剣に検討しました。通貨分散と国際的地域分散ということで今迄やってきたのは以下のとおりです。
ランドバンキング
6年位前にカナダのランドバンキングを始めました。ランドバンキングは5年とか7年のスパンで開発予定の安い土地に投資し、都市計画が進捗し開発された段階で売却を行い、利益を得るというものです。銀行に寝かしているお金にはピッタリということで、ナイアガラの滝近くの物件に5百万、成長著しいカルガリー郊外に1千万投資しています。両方とも来年位に成果がでるものと予想されています。
大変気の長い話ですが、倍くらいになるのが一般的です。成果はカナダドルでの保有も出来ますし、日本円に変換もできます。 カナダは海外からの人口流入が多く成長が見込まれて、ランドバンキング適地が多いそうです。町の外縁が計画的に開発されて広がっていくイメージが強いですね。乱開発はないそうです。
コンドミニアム投資
世界中を対象に色々と検討した結果、経済成長著しく、人口構成が綺麗な富士山型でそろそろ投資適格になりそうな国は、何と近場のフィリピンだと結論付けました。香港とほぼ同じ位、飛行機で4時間半位の距離です。ご飯を食べて映画一本見たら到着で往復しやすいです。 英語が通じやすいというのもメリットです。香港やシンガポールの英語より余程通じやすいですね。^^) セブの英語留学が人気がある位です。
①サウスリーフ
セブ島の空港のあるマクタン島の海岸沿いの物件です。海岸から30秒のデザインホテル。五つ星のホテルが入ります。34平米のコンドテルで利回りは8%。 オーナーは2週間泊まる権利が付きます。 ほぼ完成しており、先日内装費ということで百万円を送金してきました。総投資額は1千万弱です。
②パセオ・デ・ロセス
近くのレガスピ公園からの撮影です。角の開放的な部屋になります。角地大好き人間の好みです。
マニラ中心部のマカティの立地です。マカティは半径1.5km位の東京でいうと丸の内、大手町、赤坂、六本木、渋谷を併せ持ったような職住混合の超都心です。 4年前位に契約し、昨年完成して賃料が発生しています。37平米の角部屋で1200万位、賃料は9万円位のここも利回り8%です。日本の都心マンションの大体1/5で取得でき、物価も1/5程度です。 現地銀行のデビットカードを作ってあるので、セブンイレブンで家賃を引き出すことが可能です。家賃は毎年上がるのが標準で今年の春は5%上げさせて貰いました。
③ザ ライズ
②のパセオの部屋から撮ったライズです。中央の物件になります。今は完成済みです。向こうの部屋からはこちらの部屋とマニラ湾が見えます。
これもノースマカティという超都心の北端の62階建てです。 55階の小さ目の25平米を取得しました。これも完成しているのですが、マニラのロックダウンで引渡しを受けに行くことが出来ない状況です。シャングプロパティというシャングリラホテルを手掛けるデベロッパーで共用部が素晴らしい物件です。取得価格は8百万位でこれも利回り8%の予定です。人気物件らしく、今取得するには1200万だと言われています。
まとめ
海外投資は、リスク分散を目的に日本での賃貸業の成果をそのまま投資しています。具体的にはアパートの売却益とかですね。 何に投資するかをアレコレと検討し、間に入る業者を選ぶという作業が重要な要素となります。日本では100室以上完全自主管理ですが、海外となると流石にそういう訳にはいきません。これの慎重な調査に現地に3度足を運んでいます。
現状でフィリピンでの家賃収入は毎月25万位が見込まれ、物価が日本の1/4としても日本の百万円位の使い手があります。ついでに既にフィリピンの永住権も取得してあり、いざという時は避難できますし、一種の安心感みたいなものがあります。現地銀行のドル預金口座も開設済みです。更には現地株式投資も検討中です。日本の高度経済成長期のような持っているだけで、儲かるみたいな感じだそうです。主に電力や通信、建設株とか。
一頃、土地勘のあるカリフォルニア州への投資も真剣に考えましたが、節税目的での投資が国税庁から封じられたことから、今は様子見の状態です。 でも、いつかは天国であるロス界隈のいい物件をと狙っています。
今日も最後まで読んで頂き、誠に有難うございます。^^)
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