築49年の低家賃風呂無し木造アパートにお住まいの入居者さんから引っ越しますとの連絡が…そのウラにある思い

 

皆さんこんにちは、地方在住大家のゆたちゃんです。

 

昨年購入した築49年になる低家賃風呂無しアパートの入居者さんから先月末退去の連絡が入りました。

 

 

この物件の購入前から物件に行く度に、

今回退去予定の入居者さんとは顔を合わせる事が多く、その度に物件周辺で起きている異常(2回ほど物件前に勝手に不燃ごみを捨てられたり、入居者以外の過去に強制退去になった人の荷物が物件前に置かれていた)を私に教えて下さったり、

(こちらから何もお願いをしていないのに)時には電話で、

物件周辺で発生している異常を教えて頂いたりと、

自主管理大家の私としては大変ありがたかったのでした。

 

この入居者さんは現在独身で生活保護を受給されています。

 

この木造アパートの主の様な存在(ご本人のお話では30年以上お住まいになっておられる)の方で、

もしも私がこのアパートを購入していなければ、

このままこのアパートにそのまま最期まで住み続けられたのかな…

と、私は勝手に想像しています。

 

この入居者さんとのコミュニケーションも良好なので、

このままお住まい頂く事には何の抵抗もない入居者さんなのですが、

私がこの物件を管理する様になってから、

この入居者さんには心の変化があったのかな?と、感じています。

 

それは、(前所有者さんの時には管理会社経由で要望された)お部屋の古い和式のトイレの洋式化の要望(実際には洋式タイプの便座設置のみでOKになった)であったり、

室内の天井付近からネズミの走る音がするので解決して欲しいとの要望に対して(ネズミ捕りを2つ天井裏に仕掛けました)、

大家として出来る限り素早く速やかに対応を行っていた事で、

大家に対して自分の最期の時をここを迎える事に対して躊躇される気持ちが出て来たと感じたのでした。

 

高齢になれば、入居者さんがそこで死を迎えるのは自然な事で避けて通れない事ですが、

顔見知りになって細かな要望に対しても直ぐに対応する大家に対しては、

自分の事で大家に最期の面倒を掛けたくないとの思いが強くなってきて都営住宅への移転を決され(都営住宅であればそこで最期を迎えたとしてもこの入居者さんにとってはその方が心理的な負担が軽くなると考えられた?)、この入居者さんなりの心遣いを感じたのでした。

 

退去の立会いは来月初旬。

 

昨年同様に室内の天井や壁をペイントして仕上げた作業が来月初旬から始まる事になりそうです。

 

ここまでお読み頂きありがとうございました。