みなさんこんにちは。

 

本日は先日商業ビルであった消火器詐欺について書きます。

 

うちの商業ビルは年に一度消防点検を行なっています。

そして毎年11月が消防点検の月で、先日まさに終えた所です。

うちのビルには消防点検業者さんが入っているのでその会社にやってもらっています。

・・・で、通常ならオーナーとしては供用部の消火器はオーナーの点検、報告義務があります。

テナントによっては飲食店などで室内に消火器や誘導灯を設置する場合はオーナー側での設置負担はせず顧客側で対応してもらっています。

(元々事務所室内には誘導灯や消火器を設置していないから)

ただ、その消防点検の業者さんはサービスで各テナントの店舗内の誘導灯や消火器のチェックも行ってくれておりました。

そのため発覚しました。

 

消防結果報告

「とりあえず消火器もう古いから替えてなー。それ以外は異常なしや。・・・でも、下の飲食店なんか別に消防点検入ってる?新い消火器増えとって、その消火器に点検シールが付いていて点検したのが昨日になっとるんやけど・・・企業の名前も東洋○○○やし、ビルの関係の業者でも入れとるの?入れとるならワシがやってるし費用無駄やから店長に言っといたって。あと最近この辺で詐欺が流行ってるから気をつけてな」

*点検した証拠として点検シールが新しい消火器にはられており、企業名と日にちがちゃんと記載されていたようです。

 

ハテ、この飲食店この商業ビルを入手した時からずっと入っている飲食店さんですのでひょっとしたら前のオーナーの時から消防点検個別でやってるのかな?と思いました。

・・・でもおかしいなぁ。飲食店の消火器は既に16年物になっていて、定期的に点検に入っているのならなんでこのタイミングなんだろう・・・?

翌日たまたま店長が店の支度をしていたのでその旨聞いてみました。

(なお、店内の消火器はうちの管轄ではないため消火器のメーカーや年式は供用部設置のうちの消火器とは違います)

店長の話

「あぁ、なんか半年ほど前くらいからおっさんが来てくれるようになって。点検してくれたよ。消火器が古くなってるから変えないといけないって言われて、そのおっさんから1万円で消火器を買ったんだけど・・・」

「・・・えっ、昨日うちの消防点検業者が入ったんだけど、なんか消防点検業者が別に入ってない?詐欺が増えてるから聞いといてって言われて」

「えっ?大家さんとこの消防点検のおっさんじゃなかったの?!」

「違うよ。どちらにしてもダブって点検しているから無駄だよ。お金払ってるの?」

「・・・いや、点検のお金は払っていないよ。消防点検自体は何もしてなくて消火器だけチェックしてたよ。半年くらい前にきて、そんでこの間もきて、半年前から変わってないから消火器を買うように言われたんだ。消防署から来た、10年以上経過した消火器は変更しなければならないって言ってたから変えないといけないのかと思って買ったんだけど・・・・」

「・・・んで、古いのは置いていったの?」

「そうそう。それでおかしなこと言うなと思ったんだけど。半年ほど前にも1本買ったんだよ。消火器はもともと2本あって、同じように古いから1本は替えないといけないって言われて、1本は買ったんだよね。

んで、今年ももう一本変わってないからってまた買ったんだけどさ。

そしたら昨年買った古い消火器が置いたままになってるので、またそれをみて、今度はあの消火器を変えないといけないって言うんだよ。

古いの2本のかわりの新しいの2本なのにさ。ちゃんと点検してるのかと思って変だなって思ってたところ」

 

・・・ほぉ、消火器を引き取らずに買わせてるだけなんですね・・・。

 

消火器は普通で廃棄できないので処分費用がかかるケースが多いです。

ちゃんとした業者に点検してもらった場合、消火器は安く購入できますし引き取り処分も同時に行ってくれます。

 

消火器自体はホームセンターなどに売っていて、3000円ぐらいから買えます。

 

そのおじさんは東洋○○○と名乗っていたということらしいですが名刺などはなかったそうです。

領収書はちゃんと企業名が印刷されたものだったようで、インターネットで検索すると確かにその企業名はでます。

ただ、本当にその人が在籍しているのかどうかは不明です。

年配の方だったようなのでその会社を引退した方かもしれません。

 

消防点検について

ちなみに消防点検業務の資格自体は講習で取れるもので、一度定年退職をされた方が講習を受けて一般企業に点検作業員として再就職されているケースが多いです。

そういう意味で確かに点検される方は年配の方が多いです。

火災報知器などの点検業務は一人ではなかなかできませんし、
(発報を止める人と、検査する人で2名体制が多い)

消火器を購入して設置する自体は無資格でもできるわけですから、消火器の点検設置自体はできますよね。

 

警察に通報する

消防点検をしてくれた業者さんに話をすると

「それこの辺で流行っている詐欺や。点検後の新い消火器を盗んだりもしてるぞ。うちのお客さんも変えたばかりの消火器100本ほど盗まれとるねん。小遣い稼ぎでやっとるのかもしれんけど、警察に通報しろ」

 

それと取引のある会社名と似てて(1文字違い)紛らわしいし、注意喚起も兼ねて通報することにしました。

 

「この辺で消火器に関する詐欺が多いそうで、その手口と似ているのと、セキュリティ会社と名前が似ているので勘違いする人が多いようです。そう言った報告はどなたからも出ていませんか?消防点検業者さんが最近多いから警察に通報してほしいと言われたので通報しています」

 

するとやはり

消防署から点検に来たと言って、消火器だけを売りに来る人がいるようですが、そういったことを専門に集団でやっているところがあるそうです。

会社名は通報しておきましたが、実際に消防点検業を行っている実在する会社のようでもあるため、隠蓑としてその会社名を名乗っているのか、そもそも詐欺会社なのかは不明です。

消費者センターにも通報しておいてくれと警察に言われました。

 

消火器は確かに10年が使用期限となっているので製造から10年が経過した消火器は取り替えるよう言われますが、現状まだ強制ではありません。

消防署から委託を受けて来たと言われた場合、名刺を必ずもらってください。

消火器自体はホームセンターで購入できますので、「では消火器買っておきます」と伝えれば本当の消防署職員なら引き下がると思います。

また、消防署から来たといって、いきなり点検して点検費用を請求するような詐欺もあるようです。

みなさんご注意ください。