■本決算なので摩天楼が訪問した銀行との会話です。

全てフィクションです。

 

摩天楼「A係長さんごめんね、融資お願いした船橋市築27年の物件、

頭金いれて10年返済で返せるならあの金額なのよ。

築27年だと修繕費結構かかるからね。指値通らなかった申し訳ない。

そのかわりある程度いうこと聞くから」

 

A係長「そんなに気になさらないでください。

次お借入れする際は預金をお願いします。

摩天楼さん個人のクレジットカードお願いします。

魔「ええよ。預金どれくらい積めばよい?今のじゃ足りないの?」

A「そうですね、できたら借入金の1割程度は運転資金として預金をいれてもらいたいです

魔「Aさんはネガティブなんで多分その半分程度でいいのかね、私の場合修繕費、大規模修繕費の計画きちんとしているので大丈夫でしょ?」

A「そうですね、修繕費、大規模修繕費の計画いい加減な方が多いですからね、ひどい場合計画に含まれていないケースもあります。

融資の際に修繕費は考慮して審査に反映してます」

 

 

魔「最近、融資姿勢どうなの、ワンルーム貸さないって本当」

A「ワンルームは相当厳しく見てます。低家賃は基本NG、物件が過剰でジュニアさん、官僚さんみたいな相当良いエリアでないと厳しいですね。低家賃のシェアハウスみたいに兼業大家さんでは上手く運営できないケースもありますから。

ファミリー向けエリアより貸すエリア絞ってます。

ファミリーでも〇〇市までですね。それより先は相当厳しいです。

 

魔「どうなのよ。私のように減価償却が終了した後、きちんとCFが回せる計画もってくる人多い」

A「会社員大家さんではまずいません。

毎回減価償却が切れた後のCF計画が相当苦しい案件が多いです。

キャピタルゲイン前提は本部審査ではねられます。

その人の本業の収入で少し足りない分を補填できるなら貸してます

 

魔「ところで頭金マストって本当、フルローンを狙ってくる人多いんじゃないの?」

A「多いですよ」

魔「属性よかったらフルローンつけるの?」

A「一見さんにはほぼつけません。優良客の摩天楼さんにすらつけれる案件今はありませんから。そんな物件あります?」

魔「ないよね。手数料亡者の君らが付けれたらつけてるもんね、

キラキラ大家みたいにRC35年フルローンとか憧れるのかな、あんなの今の利回りでやったら危険やけど。」

 

 

A「近多いのが高属性で自称年収は高いけど資金があまりない人がいきなり店頭にきて断るの大変です。

そういうお客さんは大抵疑ってみてしまいます。

普通は事前に電話で事前にアポをとるか、誰かの紹介とかできますから。名刺、社員証の提示お願いしてもないとか。

不動産業者さんで見せ金貸す人を紹介したり、書類改ざんをすすめたりしたりしているケースが多数ありますから。

 

魔「見せ金?」

A「はい、短期でお金借りて預金があるように見せるんですよ、我々もお客さんの預金通帳、長期間で見るようにしています。いきなり1000万入金されても信用しません。

 

魔「いるんだそんなのw」

A「明らかにネット、コンサル不動産屋、セミナーの影響です。

経歴だけ良く見せている資産○○億円みたいな人いますよね。

最近は一見のお客さんは全て疑ってみてしまいます。

できれば我々は昔から取引のある人に借りてほしいですけどね。

 

魔「私は学生の時から口座あったのがよかったね。昔は日雇いバイト用の給与振り込み口座からやね。決済時にAさんと知り合って取引はじまったんやね。」

A「預金があればお金の流れわかりますからね、どうやってお金貯めたのかもわかりますから。やはり何度も決済している地元の不動産業者さんからの紹介と情報はこちらもある程度安心できます。摩天楼さんのこともいろいろききました。

 

魔「キラキラ大家になりたい人から持ち込まれる物件の質は?」

A「全然ダメです。積算でません。家賃は相場より高額で根拠ありません。35年で修繕費、家賃の下落もほぼ考慮されておらず、CF計画もいい加減。空室が目立つエリアで先がない物件ばかりです。多分我々の方が不動産詳しいです。融資できないと数字できませんから。

 

魔「余計あかんやん。融資後の計画は?」

A「論外です。そもそも買ったら後はお金が入ってくると思っている人が多いです。運転資金0とか普通にいます。

 

魔「論外やね、普通は預金いくからおいとくべきなのにね」

A「そうです。PPでつくられた理念や目標等が長々と書かれた事業計画書持ち込まれて長々と話されて、ハイテクベンチャー企業じゃないんですから。シュレッダーする以前にコメントするのも面倒です。

物件資料もってきてくれるだけで良いです。

基本的に貸せるか貸せないかある程度判断できますから。

 

魔「態度も悪そうやね」

A「ええ勘違いしてます。こっちもノルマで忙しいのに腹立ちます。

俺はすごいんだ!キラキラ大家になるからお金貸せみたいな偉そうな態度でいい加減な計画もちこまれても時間の無駄です。

属性良いから貸せ的な県外からきて偉そうに言われてもね。

当行を長く使ってくれている人なら応援したいですがね。

預金も給与振り込みもせずに金を貸せではこちらも相手にしたくありません。摩天楼さんは別ですが・・」

 

魔「私そんな態度悪い?」

A「違います。摩天楼さんはいろんな意味で大変です。

変人でせっかちなんで私も大変です。」

魔「やっぱ預金も客の紹介もやめようか・・・」

A「冗談です。今期物件取得があるので赤字はいいですが来期はダメ!

魔「努力します。ところで顧客の書類改竄を勧めたり、見せ金勧めたりする怪しい不動産会社相当出禁にしたの?」

A「そこはノーコメントです。摩天楼さん、コラムに書かないでくださいね」

魔「なんのこと?」

A「摩天楼さんでしょあれ?」

魔「知りませんww」

 

■あとがき

どうしても私が書きたかった銀行員の本音コラムは一旦ここで完結します。明日延長戦を書くかは皆様のコメント次第です。

知りたいことがあったら書いてください。

担当者にはコラム書いているのばれていません。

相当ぼかして書いてます。多分ほぼ本当のことしか書いてません。

係長という役職がある銀行とは一切関係ありません。

あそこからは2割程度ネタを貰いました。

この3部作は渾身のネタです。

玄人好みのネタになりすぎたのか玄人にしか受けている気がしませんので次回からまた皆様に受ける目からうろこネタで頑張ります。

 

最後にこれだけ言わせてください。

この3部作は書いていて楽しかったです。見てくださってありがとうございます。