みなさんこんばんは。

 

少し日にちがあいてしまいましたが、ポンプの見積もりを取ったあと、直圧式切替工事を検討し、近くの水道屋さんに連絡をしたが・・・

ということで、続きです。

その前に水道直圧式についてまとめてみたいと思います。

 

①水道直圧式給水方式とは?

今ほとんどの建物が水道局からの水はいったん貯水槽に貯められ、

そこからポンプで高架水槽にあげられたあと、高架水槽から各戸へ水が供給されている方式になっています。

水道直圧式給水は、貯水槽や高架水槽を使わず直接各戸へ水を給水することができる方式です。

メリットは高架水槽や貯水槽のメンテナンスが不要になるということと、ポンプなども不要になるので維持管理費が削減できるということです。

 

②切替できる条件、できない条件

築古物件では給水の配管が弱っていたり細かったりして圧力に耐えられない可能性があり、必ず切り替えが可能であることは保証できないようです。

また、基本的には3階建てまでの建物は可能ですが、それ以上の建物は切替できないそうです。

またエリアによって水道管が近い地域は4階くらいまで直圧式にできるところもあるのだそうです。

じゃぁ、4Fや5Fの建物は切替ができないのかというと、

直圧増圧ポンプ式給水方式というものもあり、正確には直圧式ではないものの、貯水槽を使わず、増圧ポンプを使って高架水槽まで水を上げて高架水槽から各戸に水を送り出す方式もあるとのことでした。

増圧ポンプ式の場合、高架水槽は設置されたままになるため、高架水槽と増圧ポンプの定期的な点検などは必要になります。

 

次にその条件を満たしていても切替できないものは、医療系や常にたくさんの水を使わなければならないような施設が入っている建物についてはこれまた切替はできず、従来のポンプと貯水槽を使った形式を維持してほしいとのことでした。

(大阪市の水道局に聞きました。)

 

③水道局の指定業者とそれ以外の業者について

ちなみに、私の2棟目の居住用マンションは直圧式に切り替えられたということでしたが高架水槽をそのまま使っていて、増圧ポンプが設置されているタイプのようでした。

また、水道局に未届とのことで、未届だとどうなるのかということも水道局の方に確認したところ、「罰則はないけど届け出義務があるから届け出てね」ということでした。

本来は、この建物を直圧式に切り替えますという申請を行い許可をとり、工事を行った後、図面とともに工事完了届を提出しなければならないそうです。

そしてそれを行うのは建物の所有者ではなく本来は工事業者だそうです。

水道局の指定業者として登録されている業者は、その申請から、完了届までをきちんとしている業者であるということなのでできるだけ指定業者を利用してもらうと間違いがないですよとのことでした。

未届のところは、図面を提出していないため、何か問題が生じた時に水道局の方が対応できない可能性があるとのことでした。

・・・ライフラインですからできるだけ指定工事業者を使う方が安心ですね。

ただ、指定業者だとやっぱり高いのかなぁなんてぼんやり思っていました。

 

いざ保有の商業ビルは??

・・・ということでようやく本題!

私の所有している物件は、今は雑居ビルとなっていますがもともと居住用マンションと事務所と店舗が混在していたビルで5階建てです。

5階建てということで、直結直圧式は無理かもしれないけど、増圧ポンプ式ならできるんじゃないのかなと思いました。

それに、ポンプを入れ替えるだけでなくポンプの操作盤の調子も悪いことから、最低でも70万ほどはかかりそうです。

どうせポンプを新しく入れ替えるのなら増圧ポンプに切り替えた方がいいじゃないかということで、近くの水道屋さんに連絡を入れた・・というところでした。

 

「・・・はい、どちらさん?・・・えっ?おたく何の会社??」

 

なんだかめっちゃおじいさんが電話に出ました・・・。

 

近くの物件保有者であることを伝え、直圧式に切り替えを検討している旨伝えると怪訝そうに

「ほな、一回現地に行かせてもらいますわ。ちょっと今日は無理やけど。わし、代表の〇〇言いますねん。また連絡しまっさ」

 

がちゃりんこ☆

(電話を切る音)

 

数日後

 

「もしもしー、今からいってもええ?近いからええやろ、今から行くわ」

 

結構強引なおじいさんかもしれない・・・・。

 

ががん!!がががん!!!

 

何か力いっぱい会社のドアをたたく人がいる・・・。アクリルドアだから破損しそうだ!

急いで出てみると、80は余裕で超えていそうなちっこいおじいさんが作業服でふんっとふんぞり返って立っていました(;・∀・)

 

「〇〇水道設備ですー!みせてもらってええ?」

うっわー、なんかめっちゃ濃ゆいおじいちゃんやなぁ~(;・∀・)

 

人のよさそうな男性40代半ばくらいの方と一緒にきました。多分協力業者の方のような感じでした。

 

おじいさんが、ふんふん・・・とみてくれました。

 

 

おじい「これが水道管やけど、こことこのポンプに繋がっている水道管の接続をきって水道管から直接高架水槽に行くようにすればいい。

じゃぁ高架水槽見せてもらおうか・・・・」

 

屋上へ

 

 

「ん・・?この水道管はなんや?これ締めてみてもええかな」

「社長、水道今使っているみたいですから辞めた方がいいですよ」

「・・・ん、そうじゃな」

 

「・・・ん、これ今使っとるのか?」

ブシャーー!!(洗濯機のホースを外す音)

「・・・ん・・・使っとるな」

 

きゃーー!!洗濯中なんですケド!!(@@;(心の声)

 

「社長、あんまりホースとか抜かない方がいいですよ」

「・・・ん、そうじゃな」

 

「そうか、わかったぞ、こうじゃ!」

ええーーっ!!(@@;

いきなり断りなく油性マジックで書かないでよ!!

 

・・・大丈夫かな、このおじいさん・・・(;´Д`A “`

 

なんだか久しぶりに仕事をするのかなぁ・・・。

おじいさん・・・だんだん楽しそうな顔になってきました。

「・・・よし、少し調査をさせてもらいますので、また後で説明に上がりまっさ」

 

しばらくしてから事務所にもどってきたおじいさん。

 

「この建物は高架水槽がすごく大きいから、増圧ポンプなしでそのまま直圧式にできそうです。

ただし、高架水槽は使います。

この高架水槽にはボールタップがついていないので、ボールタップを取り付ける工事が必要です。

また見積もりもってきまっさ。

そんでやるかやらへんか検討してもろたらええよ」

 

なんだか来た時のエッヘンな感じはすっかり抜けて腰の低い感じのおじいさんになっていました。

 

 

そして翌日・・・・

驚きの工事価格が・・・。

手書きの見積書なので書きます。

 

給水管及び各種接手HIVP 25-40Φ 1式 9500円

給水用ゲートバルブ      25-40Φ 1式 16400円

ボールタップ及び取付金物 25Φ 1式 16100円

配管支持金物          1式  1000円

屋上給水管用保温材(新旧交換)    7500円

接合材.シールテープなど消耗品    5000円

配管・保温材補修・調整工事     90000円

諸経費               4000円

消費税               14950円

割引                 -450円

 

合計164,000円

 

・・・えっ、安っ?!(@@;

しいていえば、保温材の7500円は直圧切替と関係ないけど、それでも安いですよね?!

 

切替工事費ってこんなに安いんですか?!(;・∀・)

ポンプ修理で悩んだあの日々は一体・・・。

 

なんか、2棟目の増圧ポンプを使った切替工事は無届の業者がやってたみたいでしたけど、80万越えの見積もりが残っていたんですが(汗)

 

増圧ポンプを使うタイプだと多分やっぱり30~40万は追加になったとおもいますがそれでもこんな金額で切り替えできるんだったら是非切り替えた方がいいですよね?!

 

早速おじいさんにお願いの連絡をしました。

 

「おおきに!!」

 

また工事完了後にコラムにしたいと思います。(*´ω`*)