そらまめ父さんです。
4年前、新設法人で購入した築13年RCアパート、3つあった空室のうち20万円をかけてリフォームした1部屋が決まり、次はお金をかけずにできる案を選択ました。例によって、セミナーや書籍の中でよく登場していた方法を真似てみることに。
その名もウェルカムバスケットの変化系、粗品作戦、ちょっとした日用品のプレゼントを用意しておいて、内見に来ていただいた方に一つ持って帰ってもらいます。入居を決めてくれた際には全てお渡しするので、回収の必要もありません。粗品を置くことで、内見に来られた方の気持ちをがっちりつかみにいく作戦だったのですが、図らずも、管理会社さんの気持ちをつかむことに成功してしまいました。
当時、管理物件で同じような入居促進事例が無かったようで、粗品の存在を知り、ビックリされ『そらまめ父さん、あんなことまでして頂いてありがとうございます!全力で入居付け頑張ります!!』と、わざわざご連絡いただきました。程なくして、1部屋の入居が決まった事との因果関係は定かではありませんが、管理会社さんとの信頼関係のようなものが芽生えた印象はありました。
その後、この物件での経験をもとに、別物件でも粗品作戦を展開しました。やはり、受けが良いようで、別の会社からも喜ばれることが多かったです。
空室が続く状態での粗品作戦、もう一つ大切な役割があります。それは、内見者数の把握です。しばらく物件訪問しなかった間に、管理会社さんや客付他社さんが内見者を何人連れてきているかが一目でわかります。全然粗品が減っていない時は管理会社さんへの注文にも力が入りますし、募集条件の見直しを行います。粗品が減っているにもかかわらず、決まらない時は、室内の問題点を探ります。
今でも試行錯誤の連続ですが、当時は粗品作戦に、空室対策の光を見出した気になっていました。(続く)
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