そらまめ父さんです。
先週、今週と自治会の用水路清掃でした。先週は全世帯参加、今週は有志だけ参加での作業でした。参加者の平均年齢は高めで、今年40歳になる私が最年少の年代です。決して不便な地域ではなく、商業地に近いため新築も建ち並んでおりますが、自治会の活動には参加しない若い世帯が多いようです。
ふくらはぎに迫る水深の用水路に入り、堆積した土砂をすくい上げる作業。場所によっては、草の根が張っているので、スコップでは取り除くことができず、素手で引っこ抜いて土と草の塊を引っ張り上げるイメージでした。
大きな一枚岩だなぁと思って持ち上げようとしたら、前にズレた感覚!持ち上げるとスッポンでした!!スッポンの他、カエルやヘビなどが生息中、苦手な人には罰ゲーム級です。
参加している高齢者には明らかに過剰な労働だと感じます。みなさん、休み休みの作業です。慣例で自治会の仕事になっていますが、用水路自体は市の所有。市へ交渉するか、自治体のあり方を考え直さないと、どこかで今のやり方は通用しなくなるだろうと感じざるを得ません。
『これは度が過ぎた自治会清掃ですよ〜市に訴えて、解決してもらいたいですよね〜』と、となりの汗びっしょりで作業していた方に話すと、彼は市役所の職員さんでした笑
それから、別の男性も加わり自治会清掃についての話題になりました。聞くところによると、私の住む自治会は年間を通して作業が多いことで有名なため、せっかく生活しやすい場所なのに、住むのを躊躇する人たちが一定数いるそうです。それって、住み良い環境を目指す自治会の趣旨と逆行しているような気がしてなりません。
もちろん、自治会が大変だからといって、住まない理由になる世帯だけではないと思いますが、マンションなどでも、管理組合の評判が悪ければ資産価値に影響か出るケースもあるそうですので、看過できない問題と思いました。
一方で、奉仕作業を良しとする献身的な人たちが集まってくるとも考えられます。他所と比べて多い自治会作業が、やんわりと部落へ入ってくる人を選別するフィルターにもなっていたりするのでしょうか?!
自治会は、古き良き伝統を守る姿勢と、新しい流れを汲み取る柔軟さを兼ね備えなければいけません。移住から1年半しか経ってませんので、まだまだ新参者、あまり勝手なことを言えませんが。
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