そらまめ父さんです。

 

昨日は元自宅の住宅ローン担保を外すべく、信金さんより不動産無担保ローンの提案いただいたことを記事にしました。住宅ローンを組んではおりますが、元自宅は賃貸に出しており、現在は移住先の九州にて借家住まいです。

住んでいるのはバリバリ昭和風の平家で、広さは60平米弱、家賃は近隣相場よりも安い4万2千円也。敷地が広いので車は4、5台停められます。大家さんが住む母家との共有地ですが、住宅街にありながら700坪以上ある敷地のほとんどが畑なので、日当たり、見晴らし良好。田舎感があるものの、スーパーやホームセンター、ファミレスなどが集まるエリアから徒歩5分の好立地。前面道路が細いことを除けば最高の住環境です。

 

しかし、この物件の真価はハード面だけではありませんでした。80代の大家さんが大の子供好きで、小学校正門前で長年旗振りボランティアをされている方なのです。我が家には小学生の息子と娘がおりますから、お互いにとって好都合でした。子供たちが遊ぶ時にボールが畑へいかないようネットを設置してくれたり、毛虫が出ると危ないからと、植木を切って遊び場を拡げてくれたり、いつも子供達のことを気にかけてくれます。

そして、畑で採れたての新鮮野菜をお裾分けしてくれます。

先日は“そらまめ”ではなく“えだ豆”をいただきました。

時に畑で育てている花まで。

ここまで至れり尽くせりだと居心地が良すぎて次に住む場所を考えなくなってしまいます。また、大家さんとの間に信頼関係が生まれることで、長期入居に繋がる気も。もちろん打算的な考え方で良くしてくれているわけではないと思いますが、私も同じ大家の端くれとして、見習うべき点が多いです。昔ながらのスタンスで我々のことを日々見守ってくれる大家さん、賃貸経営の本質を体現されています。