不動産投資を行なっていると色々想定外があります。
一般には、空室リスク、修繕リスク、金利リスク、天災リスク、家賃下落リスクなどが言われています。
私たちの物件で、結構大変だった想定外をご紹介します。
1 家賃滞納
そのままですが、支払いをしてくれない入居者です。購入する前からの入居者で元の管理会社も困っていた事案です。最高で50万円程(一年 分以上)まで滞納が溜まり、なんとか出ていってもらった案件です。
2 入居者失踪、逮捕
結構あるのかもしれませんが、入居者が急にいなくなってしまったことです。滞納してわかる場合もありますし、関係者から連絡が来て発覚することもあります。荷物の処分について一定の時間を置いたり、すぐに処分できない場合が多いのでとても困ります。逆に、出て行きますと置き手紙もあったことも。とにかく少しでも連絡をいただけることが本当に助かるなと思いました。
3 毎週の漏水
同じ建物で直しても、直しても漏水が発生する事案です。保険でカバーもできますが、入居者にも管理会社にも迷惑がかかり、そして修繕、保険申請などがおわるのに一定の期間がかかります。管理会社からの連絡メールを開くのが怖い時期がありました。(1ヶ月で4箇所同じ建物で)
4 個人事業主(塾)の入居者家賃交渉
コロナ案件で、塾の入居者が家賃免除をお願いしてきた事案です。こちらは、最終的には3ヶ月間半額免除ということで落ち着きました。第1回目の緊急事態宣言の時で、この先の不安などもありとてもデリケートな案件となりました。管理会社の方ともかなり連絡を取り合った案件となりました。
5 自宅の住宅ローンが組めない
物件の購入等で借り入れ(約7000万円)を申告したところ、自宅の住宅ローンが組めないという事態に発生しました。レントロール、確定申告なども持参し、プラスであることも力説しましたが、どこの銀行でもだめでした。結局、泣く泣く物件を売却し、現在の自宅を購入しています。
今、思い出した想定外事案でした。
想定外ではあるのですが、管理会社をはじめ、色々な方のサポートを受けながら今も不動産投資を続けています。
正直、不動産投資を行なっていると色々な側面が見えて、とても勉強になるなというのが感想です。(何事もそんなに驚かなくなる??)
修繕、入居者滞納など、保険等でリスクを回避できますし、色々なサポートでなんとかなるなと思いつつ、逆に入居者が入らないということに関しては結構重く、物件購入時の分析がとても大切だなと改めて感じた次第です。
想定外は、マイナスだけではなくプラスのことも、たくさんありますので、やはり不動産投資は面白いですよね。
本日もありがとうございました。
プロフィール画像を登録