こんにちは。

今回のテーマは、「FIREしたのにサラリーマンに戻った人」です。

 

一昔前までは、脱サラして企業すると言うのがサラリーマンの夢みたいな感じでしたが、今はFIREすることがサラリーマンの目標だと言う人も少なくありません。

FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を並べた言葉で、経済的な自立(Financial Independence)と早期リタイア(Retire Early)からできています。 つまり、早期リタイアして仕事を辞めた後も、不労所得である資産運用によって得られる収入で生活費などを賄っていくことを意味しています。

脱サラは、独立して別事業を始める意味合いですが、FIREは、不労所得的な意味合いが強いです。

欧米ではかなり前から資産運用が盛んですが、日本ではデイトレ-ダーが流行った時からですかね。

仮想通貨ブームで億り人が多数増えて、更にコロナ禍で一気に火がついたように思います。

 

さて、私の周りでもFIREした不動産賃貸経営者がいます。

不動産を始めたのは、5年くらい前で現在では、アパート4棟、借家10棟ほどの規模です。

家賃収入は、年間2000万円ほどです。

問題は年間2000万円の家賃収入のみで生活が維持出来るかです。

当然、借入が無ければ、大丈夫そうですが、借入ゼロの人は少ないですよね。そして大規模な修繕や補修、設備交換など大きな出費に備える必要もあります。

そして、物件の耐用年数と言う問題もあります。

彼の場合は、家賃収入2000万円といっても、返済率は60%ですので、1200万円は融資返済にまわります。

そして、固定資産税の支払い、所得税や市県民税などの支払いも考えると実質500万円くらいでしょう。

しかも満室経営が続いてこの金額ですので、空室が増えれば更に収入は減ります。

家賃収入2000万円と聞くと良さげですが、上手く行ってキャッシュフローは年間500万円から400万円くらいなのです。

そこから大規模修繕などのストックをしていきますので、月に使えるお金としては25万円から30万円くらいだと思います。

サラリーマンの年収2000万円と家賃収入2000万円とは全く違います。

このことを勘違いした訳ではありませんが結局、彼は空室が増えたことで生活が出来なくなり、再び別の会社でサラリーマンに復帰しました。

毎月の生活費に対するシミュレーションが甘かったと言っていました。

FIREの基準は人それぞれですが、余りに甘い計画だと失敗に終わることもあります。

不労所得で生活することはそんなに容易いことではありませんね。

 

私自身はやはりサラリーマン大家さんが最強だと思っています。

サラリーマンの収入があるからこそ不動産投資も思い切ってできるので、家賃収入が何億円になっても、60歳まではサラリーマンを続けるつもりです。