そらまめ父さんです。
前回のコラム執筆から実に3ヶ月が経ってしまいました。いったん立ち止ってしまうと、もう一度動き出すことがこんなにも大変なことなのかと痛感いたしました。また、あらためてレギュラーコラムニストさんたちの偉大さを実感いたしました。
読者で東京在住の幼なじみから、もうコラムを書かないのか?と聞かれたので、重い腰を上げた次第です。コロナ騒動も一旦落ち着きそうな気配で、以前のように飲み会やゴルフのお誘いを受けるようになりました。季節は冬に向かいますが、閉塞感から解放されると思うと、気分は晴れやかです。
【収益物件動向】
最近は友人でもある若い不動産屋さんから続けて物件紹介をいただいております。なにやら県外地銀の支店で融資姿勢が積極的になっており、今まで融資をつけてくれる金融機関がなかった耐用年数切れアパートにも1%台で15年がつくそうなのです。ただ、その姿勢は来年3月までではないかと予想されておりました。
融資が“付くから買う”のはNGとよく言われますが、融資ありきの不動産賃貸業ですから物件探しと融資条件は常にセットで考えております。耐用年数切れに15年付くとなれば自ずと購入希望物件の基準も変化してきます。しかし、ある程度購入希望条件の範囲が広がっても、現実は融資が“付くけど買わない”物件ばかりで、なかなか理想に合致するものがありませんでした。
ところが一昨日の夕刻、電話での雑談から『これならいけるかも?』と思う物件をご紹介いただいたので、通話中に購入の意思を伝え、さっそく週明け月曜日に彼と某地銀へ面談へ行くことになりました。耐用年数残り10年を切った単身10世帯2000万円台のRC物件です。数年前に内外装をリフォームしている点と3万円前後の家賃をとれている点で10年は戦えると判断しました。15年の融資で10年戦えたら、リスクは限りなくゼロに近いというのが私の持論です。また、家賃が2万円前後になると修繕費の割合が高くなりすぎて行き詰まります。3万円前後とれていると、最低限の修繕を行っても資金繰りに影響が出ないと感じております。
現在、金融機関提出用資料作成の真っ最中に息抜きでコラム執筆しておりました。結果はまたご報告させて頂ければと思います。ご精読いただきありがとうございました。
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