こんにちは。

ベトナム大家です。

 

昔、オフえもんというオフ会の業者がいました。

あるとき、申し込み人数がオーバーしたらしく

80人のところを、会場のオーナーに交渉して

100人にしてもらったとか報告していました。

 

ところが、ハコが大きくなるわけでもなければ

用意される料理が増えたわけでもない。

提供するサービスは同じで、20人多く押し込み

その分の参加費をボッタくっただけでした。

 

不特定多数が共有するサービスを提供するには

「キャパシティ」が重要だと考えさせられました。

 

商品の購入にレベルを付ける

身近なところでDVDを例に挙げてみます。

 

4000円のDVDを購入して、飽きた人から

400円で激安買取、2000円で中古販売

このブックオフ形式をレベル1とします。

 

4000円のDVDを、1週間400円で貸し出し

モトを取ったら、あとは半永久的に収入源

このTSUTAYA形式をレベル2とします。

 

月額2000円で最大8枚までレンタル可能とし

借り忘れや、解約忘れなどの退蔵益を狙う

このぽすれん形式をレベル3Aとします。

 

そもそもDVD現物を貸すなんてことはせず

動画をサーバーに置きストリーミングで共有

このDMM形式をレベル3Bとします。

 

レベル3Aと3Bのイケてるところを取り込み

月額2000円でストリーミング見放題にした

このNetflix形式をレベル4とします。

 

イケてるポイントは「月額」と「共有」です。

この2点を満たしているサービスのみ

私はサブスクと認めていいと思っています。

 

宿泊施設にレベルを付けると

上記のレベルを「宿」に当てはめてみます。

 

レベル1:

4000万円でマンションを購入して住み、最後は

土地の持分を400万円で激安買取されて終了

 

レベル2:

都度レンタルなので、ビジネスホテルに相当

 

レベル3A:

月額レンタルなので、フツーの賃貸物件

 

レベル3B:

宿という特性上、共有することが困難です。

強いて言うなら、空いてる簡易ベッドを使える

健康ランドの仮眠室がイメージに近いです。

 

 

ここで、レベル4の宿泊施設を検討してみます。

命名「デカモン二毛作」

用意するもの

・4DKのボロ戸建て(通常の家賃相場6万円)

・介護施設で昼間働くフィリピン人4人

・弁当工場で夜間働くベトナム人4人

 

21時~9時までは、フィリピン人が使え

9時~21時までは、ベトナム人が使える

※個人の荷物はロッカーに入れること

 

家賃は、1人あたり月1万円に設定、安い!

ただ、冷蔵庫の中の食材を盗られただとか

揉めるだろうことが容易に想像できます。