こんにちは。

ベトナム大家です。

 

注文住宅を建てようと思ったのは8月でした。

今もう何月でしょうか。意味が分かりません。

来月は、住宅ローンに関する手口についてのみ

特集記事を10本まとめて書こうと思っています。

 

ところで、楽待新聞のほうで記事になっている

フラット35でカタに嵌められた女性について

マンションが詐欺の商材になる理由を考えます。

 

ボッタクリ犯が考えることは

この住宅ローン取次業者のスキームはこうです。

 

投資目的ということを知っているにも関わらず

手数料欲しさのために住宅ローンの審査を通し

カモに数千万円を貸し付けて購入させる

 ↓

その債権を、住宅金融支援機構に売り飛ばし

元金が返ってくれば、もう自分たちは知らん顔

 ↓

ある日、カモのもとに一括返済の要求が届く

 

ここで、住宅ローン取次業者が考えるのは

如何に新しいカモを次々と嵌め込むかです。

 

だから、注文住宅なんかは後回しになります。

戸建ては、接道、境界、地盤、日当り、など

いろいろと調査しないといけないことが多い。

最悪の場合、私がこないだ買った物件みたいに

電気が使えないなんてトラブルすらあります。

 

一方、マンションはそのあたりがチョー簡単。

ハイ、前面道路12mで再建築オッケー

ハイ、平成10年築で新耐震もオッケー

ハイ、電気・水道・ガスも通ってる

ほとんど重要事項説明の必要がありません。

 

カモを見つけて嵌め込むまでスピーディー

これがマンション詐欺の理由①となります。

 

値札を信じるほうも悪い

また、ずっと前から思っていることですが、

この住宅金融支援機構とかいうボンクラは

「そんな債権に5000万円の価値はない!」

とか、自分の頭で考えようとしないのかと。

 

この女性、5000万円でマンションを買わされ

残債4700万円の一括返済を要求されていますが

競売にかけたとして3500万円ぐらいでしょう。

だって、もともとの価値が3500万円ですから。

 

言い値で債権を買ってくれるボンクラがいる

これがマンション詐欺の理由②となります。

 

 

買取が無制限と言うのは非常にリスキーです。

昔、何でも1枚2円で買取というカード屋があり

遊戯王のクズカードを2万枚ほど持ち込んだら

次の日から買取中止になった思い出があります。