前回の反省

前回のコラム「相場より高く投資物件を売る業者のやり方」では、業者の貯金がない初心者に割高な物件を押し込む手口を紹介しました。

不動産投資したいけど貯金がない、融資が下りないという方はかなり多く、そういう方に、いま始めることが出来るというのはかなり耳障りがいいようで割高でも買ってしまう方はいるよなと実感しました。

甘い言葉には気を付けないといけません。

 

では本題に入ります。

ブラジル作戦と偽アントニオ

という謎のタイトルです。

 

ブラジル作戦とは

1年ちょい前にYouTubeの令和の虎という人気番組に出演し、「家賃でマイホーム」という家賃を高めに設定して売りに、一定期間が来たら譲渡しますというビジネスプランを紹介しました。

このビジネスのメインターゲットはブラジル人を考えていました。

滋賀県には湖南市(大津市から車で40分ぐらい)を中心に工場地帯にはブラジル人が多く住んでいますので、この方々を対象にと考えていました。

しかし、未経験での独立1年目の昨年は準備期間と位置づけで今までの延長戦のビジネス展開で攻めすぎず比較的大人しくしておりました。

今年は加速させたいと思い、昨年から仕込みをしていました。

まずはFacebookページです。

ポルトガル語(ブラジル人の方はポルトガル語が母国語)のFacebookページ(ブラジル人向けではFacebookが主流)を作成し、そこでの売物件や家賃でマイホームの紹介などの紹介をすることを進めました。

なおちゃっかり補助金に採択されサイト制作費と翻訳費用の2/3は県の助成を受けることができました。

しかし問題があります。誰もポルトガル語ができる人がいないことです。

最悪片言の日本語でもなんとかなるかなと思い、うちの社員(日本人)に対応させることにしました。

そこでブラジルっぽい名前を付けようを思い、アントニオかサントスにするか真剣に悩みましたが、ブラジルの方向けの源氏名としてアントニオにして、アントニオの似顔絵を載せて安心感をUPさせる作戦を考えました。

プロレスラーで有名な方がいますので、日本人的にもアントニオになったと紹介したらおもろいかなと思いました。

 

偽アントニオ作戦とモノホン加入

私が考えた偽アントニオ作戦ですが、大失敗に終わりました。

片言では日本語ができる方が多いのではと考えていましたが、ポルトガル語しかできない方からのお問い合わせが多く、結構困りました汗

Google翻訳では限界があります汗

そんな中ですが、不動産会社で勤務経験がある日系ブラジル人を採用することができました。

今週からの加入なのですが、そんなこともありバタバタしていました汗

彼は以前の会社では結構実績がある方でしたので、弊社でもバンバン売ってくれるのではと期待しています。

前職は新築住宅専門でしたが、弊社は、賃貸、中古住宅、新築、家賃でマイホームと儲かるなら何でもやるという方針ですので、活躍の幅が広がると思っていただけたようです。

 

まとめ

新規採用、サイト開設とそこそこ投資しましたが、回収できるかはわかりません。

ただ滋賀県でブラジル人向けの総合不動産事業を提供している会社はないので、今年の宅建業者の目標として、ブラジル人向けのビジネスを拡大していくことを目指していきたいと思います。

また早速今週日系ブラジル人の方向けに弊社の仕入れた中古戸建ての再販決済出来たりと、出だしは順調です。

家賃でマイホームなど投資家としてのかかわりもしつつ、戸建再販や建築条件付き土地販売などにも注力していきたいかなと思っています。

 

以上、

アントニオ大津のコラムです。