こんにちは。
ベトナム大家です。
私が新築一戸建てを諦めるのに至った経緯
解説コラムの第8回となります。
①勤続年数至上主義
②ゴミしか買えない
③ポンコツAI導入
④審査が終わらない
⑤繰り上げ返済強要
⑥不思議な地盤調査
⑦つなぎ融資の汚さ
⑧グレーな賃貸併用 ← 今回のコラム
⑨状況とルール変化
⑩ヤドカリ戦略再び
~前回のあらすじ~
つなぎ融資とは、振込を4回に分けるだけで
38万円もの手数料を奪われることを知る
フラット35には欠陥がある
住宅ローンには銀行系とフラット35があります。
意外にこれ知られてないケースがあるんですけど
賃貸併用や店舗併用の住宅にしたい場合
銀行系は、50%まで商用にしてもOKです。
フラット35は、100%自己居住を要求します。
正確には、50%を商用にしようと思ったら
自己資金を50%入れるか、他社で借り入れて
ローンを2本組まされることになります。
(この場合の抵当権はどうなるんだろ)
私はデカモン併用住宅を建てたいわけですが
商用とみなされる可能性が高く、バレたら
一括返済を要求されるリスクがあります。
家賃を無料にするアイデア
そこで思いついたのが特定技能ビザです。
偽装留学生や偽装実習生なんかではなく
出稼ぎをするための正規ビザになります。
まず、嫁の親族をベトナムから呼び寄せる。
そして、普通に不動産屋に行かせてみて
家賃4万の部屋で15万の手数料を盗られる
という日本のクレイジーさを学ばせます。
それから、デカモン併用部分に案内し
「そうなると思って部屋を作っといたよ」
「4畳の個室×5に、風呂・トイレ共同は
日本ではメゾンイッコクStyleと言って
最もクールとされている住居なんだぜ」
「しかも家賃は無料だぜ」と言ってやり
『さすが叔父さん!』
『そこにシビれる!あこがれるゥ!』
となる予定でした。
もちろん、この家賃無料にはカラクリがあり
ベトナム料理店をオープンして、日替りで
タダ働きしてもらうことを考えていました。
時給900円×5時間×4回=18000円として
×5人で月9万円のバイト代が浮くから
住宅ローンの返済が11万円だとしても
2万円で新築に住める皮算用になります。
ところが、コロナは収まるか分からないし
飛行機は飛ばず、特定技能ビザも認可されず
料理店を出しても、潰れるかも知れません。
というわけで、デカモン併用住宅は良いけど
今じゃないな、ということになりました。
~つづく~
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