北国の大家です。
いつもコラムをお読み頂き、ありがとうございます。
漏水被害のお部屋、修繕が完了しました!
被害前と同じ内装にする予定でしたが、クロスの廃番などで若干変更になりました。キッチンは同じものを入れ替えました。
【1.被害前】
【2.復旧後】
【1.被害前】を内覧して決めたお部屋が、入居時に【2.復旧後】になっている。皆様なら私へクレームを入れますか(笑)?
コラム(本シリーズ)の趣旨
今回のシリーズは、私が脱サラ後に1棟目を購入するまでに取り組んだ内容をお伝えしています。感情を含めて、我々の取り組みを詳細にお伝えする事で、これから不動産投資を始める方のお役に立てればと思っています。
前回のあらすじ
脱サラ前に練った事業計画が失敗に終わり、白紙撤回を余儀なくされた。ゼロからのスタート時に大きな不安に襲われ、妻の助言でアドラー心理学のサークルに参加した。年末に翌年の目標設定を発表する場があり、「アパートを2棟買っている」という「有りたい姿」を宣言して有言実行を目指しました!
心理学セミナーにて
脱サラ後の事業計画が破綻した時期、支配的な感情は・・・
不安、妬み、嫉み
不動産投資のセミナー講師や、巷の成功者などを
「この人は大地主の息子だから出来た」
「それだけ自己資金があれば、誰がやっても出来る」
などと、思っていました。
ネガティブ思考で、自分に無いものだけを見つめているのです。
一方で、不動産投資セミナーなどで聞く「メンター(師匠)」という人に、自分を成功者に引き上げてもらいたい!という切なる思いもありました。
しかし、どのメンターも数十万~数百万円と高額です。実はこの時、少しお安いメンターはいないかと(汗)、メンター探しをしていました。ズバリ言うと、木造アパート2棟を買わせてくれる人を探していたという意味です。
それがアドラー心理学サークルに参加した直後に、私を変える2つの言葉に出会いました。
1.ネガティブ思考で人生の課題から逃げることを「人生の嘘」という
私の思考は言い訳でしか無く、人生の課題に正面から取り組んでいない、劣等コンプレックスだそうです(汗)・・・。
2.重要なことは、何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかだ
私は一瞬衝撃を受けて、打開策が見つかるかもしれないと直感しました。
この時、アドラーにも妻にも感謝が湧いてきました。
サークルは捲し立てるように進みます。
アドラー心理学は「使用の心理学」です。自分が持っている「素材」や「能力(リソース)」をいかに使うかは自分次第です。まずは素材を洗い出して下さい。
とアドラー心理学の講師は言いました。
早速4つのレジリエンス・マッスル(回復する力)を作ります。
自分にあるもの(この場合は経営資源)を見つめ直す作業です。
① I can ・・・私は〇〇できる
② I have・・・私には友人・知人がいる
③ I like ・・・私は〇〇が好きだ(人・物・事)
④ I am ・・・私は◯〇である(自分の強み)
早速、当てはめてみました。
① I can ・・・私は夫婦で大家業ができる。
サラリーマン時代(管理職)の経験を活かし、予算/費用管理、交渉(受け身にならない)ができるしExcelも得意だ。
② I have・・・私には管理会社、工務店、信金などの取引業者がいる
③ I like ・・・私は家賃、大家業、人と接することが好きだ
④ I am ・・・私は(分家だが)地主である
(完済前でも担保に余剰があれば、自己資金のように利用できる)
ここで色々な経営資源を持っている事に気付きます。
私は素直で単純です(汗)。
このワークで勇気が出て、一切のネガティブ思考が消えました。
まとめ
この時、経営資源としてのレジリエンス・マッスル(回復する力)は人それぞれ違う。それはメンターが、他者を成功に導くのは難しいことを意味しているように、私には感じられました。
この時出した結論が、
(自分には)
メンターは不要
今後は夫婦二人で、創業戦略を立てることになります!
妻とは多くの経営資源を共有しています。
それ以上に、
③ I like ・・・私は夫(妻)が好きだ!
であれば、戦闘力は高いかもしれませんね(笑)!
夫婦で取り組むと成功が近づくとは、こういう理由なのかなと思い始めていました。
今回のコラムは如何だったでしょうか?
今回の我々の実践行動が、少しでも皆様に勇気と情報を届けられればと思っています。
些細なことでも良いので、皆さんから質問やコメントを頂けると嬉しいです。
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